ブリタニア本国の機甲軍事工廠ロンゴミニアドファクトリーでは、皇族の隣席のもと、新型ナイトメアの公開試験が行なわれていた。ランスロット量産計画、ヴィンセントプランのテストベッドである「ランスロット・トライアル」とグリンダ騎士団の筆頭騎士オルドリン・ジヴォンが駆るランスロット・グレイルの模擬戦である。だが、その試験の最中、反シャルル派の残党による襲撃を受ける。模擬戦のため満足な武装のない中奮戦するオルドリンであったが…。
ROBOT魂<SIDE KMF>のランスロットおよびランスロット・グレイルのパーツを組み合わせて製作されたランスロット・トライアル。パーツの配分としては、コクピット部と肩がグレイルで、その他がランスロットである。搭乗者はトーマス・キンメル卿。『コードギアス 反逆のルルーシュR2』第4話でロロに殺害された、ヴィンセント初期量産試作型の本来のパイロットだ。
この回はこれまでとは趣を異にしてオルドリンサイドのストーリーを展開。発売中のコミックス3巻のストーリーの後日譚にあたり、カレン、コーネリアに続く本編キャラクターゲスト登場としてシュナイゼルとスザク&ランスロットが登場します。本編ストーリーを読む前に赤いランスロット同士のバトルのシーンを見ると、オルドリン編を見ていた読者さんはオルドリンとマリーベルが戦闘しているように見えたかもしれませんね。キンメル卿には可哀想ですが、ちょっといい所がなかったランスロット・トライアル。いずれマリーベルが搭乗した際の活躍シーンも再現してみたいところです。ちなみにグレイルが持っているEMランスは、例のランス(前回参照)です。
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