ライアーは中華連邦からエリア24に帰らず、そのままトルコの港湾都市イズミルに向かう。そこは「黒の騎士団」に参加しようとする人間が集まっており、その中にはかつてオルフェウスと戦った月山玄信もいた。月山は強力な改造ナイトメアを所持しており、ライアーの任務はそのナイトメアの破壊であった。
神聖ブリタニア帝国に降伏したユーロピア共和国連合で秘密裏に開発されていた試作機の一つが巡り巡って中華連邦に潜伏していたラクシャータの手に渡ったもの。元から足らないパーツを日本製ナイトメアのもので代用しつつ組み上げられたものだが、パイロットになった月山玄信のオーダーにより、月下鳴砂のパーツが組み込まれている。月下の腕を強引に装備したため、ベースとなったアレクサンダの高い機動性を少なからず犠牲としつつも、高いパワーを持つアンバランスな機体となった。
復讐鬼・月山玄信が新たな機体を引っさげ再登場! しかもその改造素体はアレクサンダ! ですがこのタイミングではライアー(オルフェウス)は月山のことを認識していませんし、月山もヴィンセント・グラムに乗っているのがオルフェウスだとは気付かないというすれ違いがポイントです。作例はROBOT魂<SIDE KMF>アレクサンダType-02を改造。両腕はディテールが追加された設定なので月下のパーツを複製してポリパテに置換→ディテールを追加して原型に→レジンで複製して左右をそろえる、という作業で製作されています。
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