シュバルツァーらを退けたオルドリンたちだったが、マリーベルがナイトギガフォートレス・エルファバを起動。敵味方関係なく攻撃する圧倒的な戦闘力に、グリンダ騎士団の仲間たちは自らを犠牲にしつつオルドリンをマリーベルのもとに送る。一方、エルファバの動きに不審さを感じ取ったオルフェウスはマリーベルとウィザードの真意を悟り、だがオルドリンを犠牲にしないため最後の賭けに出る。
マリーベルがルルーシュ皇帝から受領したナイトギガフォートレスの試作機を専用機としてカスタマイズした機体。拠点制圧、防衛を目的として開発されたため、ルルーシュが側近のジェレミア・ゴットバルトに与えたサザーランド・ジークとコンセプトを同じにするが、帝国の象徴とも言えるランスロットをフィギュアヘッドのように配するあたり、マリーベルの真意が垣間見える外観となっている。ジークユニットは大量のミサイルを搭載するほか、特徴でもあるマニュピレーター部分に拡散ハドロン砲、ハイパーハドロン砲にも換装できる大型のリニアライフルなど大火力を有し、コアランスロットにもトライアルとほぼ同等の装備を持つ。オールアラウンドで戦えるマリーベルの専用機に相応しい高い性能を持つ機体。
ついに登場、ナイトギガフォートレス「エルファバ」! いわゆるラスボス機体ですが、それに乗るのがマリーベル。まさか『双貌のオズ』開始時にマリーベルがラスボスになる展開になるとは、想像もできませんでしたね。作例はROBOT魂<SIDE KMF>サザーランド・ジークをベースにしているのでとにかくデカイ! 色などの印象が全然違うために意外に思えるかもしれませんが、実はサザーランド・ジークの本体部は結構形が残っているので、見比べて見ると面白いと思いますよ。これにて双子の物語は完結となりますが、ぜひ発売中の単行本でより詳しく振り返っていただければと。