V.V.の命を受けたジェレミアのギアスキャンセラーによって閉ざされていた真の記憶が蘇ったマリーベルは、その苦痛から逃れるためなのかいっそう苛烈な統治を進めていった。レオンハルトやティンク、はてはライアーの進言にも耳を貸さずついには直属の「リドールナイツ」を用いて大弾圧を実行する…。
優先的に配備されていたヴィンセントの先行量産機をマリーベル直属の88人の騎士「リドールナイツ」専用に調整した機体。オルドリンたちグリンダ騎士団のメンバーの実戦データで最適化されたバトルプログラムを搭載しており、並以下のパイロットの操縦でもエース以上の戦いが可能。マリーベルのギアスにより我が身を顧みぬ殺戮人形となったリドールナイツが駆ることで無敵の軍団と化す。
前回、ジェレミアのギアスキャンセラーの効果によってマリーベルにかかっていた父シャルルによる「記憶改変のギアス」が完全に、そしてライアー(オルフェウス)にかかっていたトトの「忘却のギアス」が仮面に妨げられ不完全に解け、物語は重大なターニングポイントを迎えます。ライアーのマリーベルとの決別、そしてそれを阻むのは88機のリドールナイツ駆るヴィンセント・グリンダ。ちなみに作例のヴィンセント・グリンダは第2話にすでにチラリと登場していましたが、あの時はモブ用としてラフに色付けしたもので、きちんと設定画にあわせ塗装した作例は今回が初登場(前回のものの塗装を一度全部落として再塗装しています)です。
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