ルルーシュ皇帝による世界統一後、地下に潜ったコーネリアたちに協力するオルフェウスたちは、コーネリアらのルルーシュ皇帝暗殺計画と並行して、マドリードでマリーベルが護るダモクレス要塞を撃破するべく出撃した。グリンダ騎士団だけでなくダスコやリーフォンといった過去刃を交えた者達とともにダモクレスへ突入するが、迎え撃つマリーベルの軍勢もまたウィザードやシュバルツァーをはじめ、ギアスで恐れを知らないリドールナイツなど強大であった。
マドリードでの決戦に向け、烈火白炎をさらに強化した機体。対多数との戦闘を考慮し、サバイバリティ向上のため特に防御面において強化が図られている。左腕に新しく装備された絶対障壁左腕は、輻射障壁を発生させることでこれまで防御面を犠牲にしていた白炎の戦闘スタイルに幅を持たせることに至った。また、グリンダ騎士団からもたらされたブリタニアの技術も導入することで、パワーアシスト可能な巨大な左腕への変形も付与された。頭部に装備された輻射波動に指向性を持たせた「ディレクティッド・ゲフィオン・ブレイカー」もさらに改良。サクラダイトを不活性化させるだけでなく、対象物のモーターやエナジーフィラーに使用されているサクラダイトを融解する「ゲフィオン・ブラスター」へと発展させた。上半身に新装備を集中し、左右のバランスも悪いため、到底オルフェウス以外には扱えない機体へと仕上がってしまった。
マドリードでの決戦に向け、ランスロット・グレイルを強化した機体。ヴィンセント・グラムで蓄積されたノウハウがフィードバックされており、フレームやOSはランスロットとヴィンセントをハイブリッドした機体構造となっている。他の3機同様、キャメロットのエメラルド・プランによって改修されており、『VTDS(Vates Tactical Date System)』を搭載した新造の頭部となった。また、肩部にはフロートユニットを内蔵し、単独での飛行が可能になっている。試験的な武装だったシュロッター鋼ソードならびにソードブレイザーはオルドリンの意向により強化され、両腕のブレイズ・ルミナス発生器から任意でトランスソードにブレイズ・ルミナスを纏わせることを可能にした。トランスソードはこれまで通り、ソードハーケンとして使用できる他、連結して巨大な一振りの剣にすることや、ワイヤーを利用して鞭のように振るう蛇腹状の剣としても使用することが出来るようになった。ブラッドフォード・ブレイブ、シェフィールド・アイ、ゼットランド・ハートとの合体機構も健在。剣技が得意で仲間と協力するというオルドリン本人を表すような機体へと仕上がった。
ライアーが使用していたヴィンセント・グラムを龍門石窟で回収し、シュバルツァー用の機体として改修した機体。大きな変更点は頭部と機体色のみで、高いスペックは変わらない。
いざ、最終決戦へ! ということで主人公機が強化。烈火白炎は頭部をゲフィオン・ブラスターへ、左腕を「絶対障壁左腕」に換装した「業火白炎」へ、ランスロット・グレイルはよりブラッシュアップされた「ランスロット・ハイグレイル」にパワーアップします。迎え撃つ敵もオルフェウスにはウィザード、オルドリンにはシュバルツァー将軍という因縁の相手。ヴィンセント・グラムが漆黒の「ヴィンセント・グラムノワール」として再登場します!