明日から名古屋地区でFF-TCG体験会があったりで、なんか部署全体があわただしい感じ。
ほかにも色々あって、何が出荷されているのかも混乱してきたので今回も半ば自分用にまとめ。
◆ホワイトチャペル【日本語版】
スコットランドヤードタイプのゲームで、一人がロンドンを恐怖に叩き込んだ切り裂きジャックとなり、残りは警察となってロンドンはホワイトチャペル地区で追いかけっこをするという。
内容が内容なだけにR指定だ。でもゲーム的には13歳以上。イタリア人め!
おそらく、ホワイトチャペルだけの特徴として
1)逃げる側と追いかける側の使用するグリッドが違う。
2)追跡劇は1回だけではない。
があるのかなー。
ジャックは隠れ家まで逃げれる範囲で殺人をしなきゃならないし、警察側は犯行現場から潜伏可能な場所を絞り込んでいくために、交通封鎖(使用するグリッドが違うのがミソだと思う)をうまくしないといけないし。
『第1夜にムリに捕まえようとしなくて良い』は現実だとかなりマズイ発言だと思うけど、たぶんそうしないと絞り込めない。
中国生産なので世界に先駆けての日本発売だ!。
あと、商品は日本語版ですが、版元の意向で一部のコンポーネントは英語表記のまま。
もちろんイタリア語版も英語で表記されている。
「舞台がロンドンだし」……だってさ。
また、マップの赤インクの書き込みは、ルールブックを見るとわかりますが、どのグリッドで誰が殺されたのかなどのあんまり知りたくない情報が。
発売は5日予定です!
ホワイトチャペル【日本語版】
プレイ人数:2-6人
対象年齢:13歳以上(どっちかと言うと、殺伐とした内容から?)
プレイ時間:60分以上
ゲームデザイン:ガブリエル・マリ、ジャンルカ・サントピエトロ
日本語版販売元:ホビージャパン
価格:5,600円+税
2014/03/12追記・絶版
◆レース・フォー・ザ・ギャラクシー:戦争の影【日本語版】
RftGのトリを飾るのが戦争の影。
新たなルールとして『威信』が加わりましたが、ゲームが別モノに変わります。
威信を意識しないと負ける。今までの戦略だけでは勝てません。
ちなみに<帝国惑星破壊兵器>出しても勝てません。
おれが。
強いカードじゃないけどついつい作っちゃうよねー。
このシリーズのいいところは、遊ぶ面子で採用するルールを選べる部分だと思うのです。
占領とか面倒なら使わなくていいし、目標を使うのも使わないのもプレイヤーにまかされています。
このツール感覚がいいところだと思うんですよ!
とにかくいままでのシリーズを遊んでいる人は買いですぜ!
発売中です!
レース・フォー・ザ・ギャラクシー:戦争の影【日本語版】
プレイ人数:1-6人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:30~60分
ゲームデザイン:トム・レーマン
日本語版販売元:ホビージャパン
価格:3,500円+税
※コチラは拡張セットですので、単品では遊べません。基本セットと拡張1、2を加えてプレイしてください。
◆クロウ
タイル配置ゲーム。タイルを配置してカラスをうまく誘導していくゲーム。
カラスコマがかわいい。
今日出荷なんで来週頭頃店頭で手に取れます!
クロウ
プレイ人数:2-4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:30分
ゲームデザイン:タイラー・シグマン
製造元:Valley Games(カナダ)
価格:4,000円+税
◆ビブリオス
中世ヨーロッパの活版印刷前の書籍収集モノ。
なんか『俗語論』ともテーマが重なりますな!
磁石でふたがしまるボックスがステキ。
集めるものが5種類あり、その価値も変動する競りゲームで、その方法がちょっとユニーク。
事前にもらったデータでルールを作成していたのですが、製品版でルールブックに選択ルールが加わっていたことが発覚いたしました。
ちなみに、日本語版を当社で出している某ゲームは毎週ルールの訂正が来てだなぁ……。
コチラを確認してください。
発売は5日予定です!
ビブリオス
プレイ人数:2-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
ゲームデザイン:スティーブ・フィン
製造元:Iello
価格:2,800円+税
アメリカ&欧州旅行ゲーム。
地図を見ないでカードで提示された旅行先を早い者勝ちで選んで、なるべく旅費をかけないで旅をする。
こんな感じでカードを並べて、全部並んだら選択解禁で、トークンを置いて行き先確保。
ちなみに旅費は何回国境を越えるかで決まるので、このゲームのルールだと、ポーランドからフィンランドの旅費と、ポーランドから日本までの旅費が同じことに。
あと、隣の国は近すぎるのでペナルティが。
出発地→目的地1ヶ所×2回、出発地→目的地2ヶ所×2回、出発地→目的地2ヶ所→到着地×2回、出発地→目的地2ヶ所→到着地×2回で支払う代わりにお金をもらうのが×1回。
ゲーム要素は強くなく、どっちかと言うと国・州の位置関係を覚えることができる教育的ゲーム?
……あ、この早いもの勝ちの感じはウェブショップのクリック合戦みたいだ。
「観光案内」は英語ですが、読むと結構楽しい。特にアメリカのおバカな州法が特に楽しい(笑)
「水中で笛を吹くと違法(ヴァーモント州)」とか。ヴァーモントに行ったら気をつけよう。
発売中!
トラベルブログ
プレイ人数:2-6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:25分
ゲームデザイン:Vlaada Chvatil
製造元:Z-MAN Games
価格:4,800円+税
ミニチュアを使ったボードゲームで、雰囲気的にはFPSみたいな規模のゲーム。
世界最大のボードゲームサイト、ボードゲームギークではすげぇ高得点で、特に10点をつけている人の率が一番高いという高評価っぷり。
システム的にもミニチュア的にも、ミニチュアゲーマーには超オススメ。
ミニチュアはこんな感じ。
内容は最終戦争の500年後の北米。米軍の流れを汲むNORADと、オカルトを基盤とした悪しきセイラム人(読みは「せいらむびと」で)が抗争を繰り広げるというもの。
ルールブックとシナリオとシールがすごい分量で、設定部分まで完訳だ。正直出血大サービス。
もう、肝動脈断裂くらい出血。
この分量で9,450円!!
発売中!
アースリボーン
プレイ人数:2-6人
対象年齢:13歳以上
プレイ時間:45分~4時間(シナリオによる)
ゲームデザイン:クリス・ボーランジェ
製造元:Z-MAN Games
価格:9,000円+税
もうじき出荷
◆フンタ【日本語版】
世相にぴったりでもアリ、懐かしくもアリな、かなりブラックな政治ゲーム、フンタは来週出荷です。
久しぶりに5人でプレイしましたが、モノポリーとかディプロマシーみたいな交渉部分こそが肝なので、やっぱり7人欲しいところだねぇ。
ただルールはモトの構成からしてわかりにくいのですが、やることは簡単なんでサマリーがあるといいかもしれないなぁ。
だれかつくらないかなぁ(チラッ)
新版フンタはちょっとだけルールが旧版と変わっています。
フンタ【日本語版】
プレイ人数:2-7人
対象年齢:16歳以上(どっちかと言うと、殺伐とした内容から?)
プレイ時間:120分以上(ゲームは12ラウンドで終了なので、1ラウンドに何分かけるかだ。)
ゲームデザイン:V.TSAO、B.GROSSMANN、E.GOLDBERG
日本語版販売元:ホビージャパン
価格:6,000円+税
あと、『ニュルンベルク行き始発列車』は何もなければ来週あたり予定。
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