1980年代にAvalon Hillから発売されていたファンタジーボードゲーム「タイタンの掟」が、26年の時を経て、コンポーネントを大幅リニューアルして帰ってきた!
このたび再販となったValley Games版は、Avalon Hill版と比べて大幅なルール変更はない。ゲームの内容については20年以上前から語りつくされているので、あえてここで説明はしない。
それよりも何よりもリニューアルしたド迫力の豪華コンポーネントを、当ブログでは紹介したい。
これが今回の開封前の箱。
まず、今回の「タイタン」を入手しての第一印象。分厚い。そして重い。
信じられないような厚さ(というか、フタが盛り上がって箱が閉まりきっていない)に呆然。しかも異常な重さ。参考までに重さを量ってみたら、なんと3.62kgと表示された。まさにフタが閉まらないくらいの量がぎっしりと詰まっている感じ。
ちなみに横から見るとこんな感じ。
次に、疑問と期待に胸を躍らせながらふたを取ってみると・・・
予想通りというか、予想以上に厚紙のカウンター類がぎっしりと入って、中を押し上げていた。
ちなみにカウンター類は全13枚。旧版よりも大きく、しかもフルカラーでちょっと感動を覚える。旧版のモンスターはシルエットで表示されていたが、今回はフルカラーイラストになっている。
そして、13枚のカウンターシートを取ると、今度はゲームボードが続々と登場。
まずは地形ごとの戦闘ボード。6枚それぞれ両面仕様で、12種の地形に対応。
メインボードもフルカラーで、BOXの6倍の大きさ。
で、合計27枚分の厚紙を取り除いた先には・・・
箱の底に透明のカウンタートレイが登場。しかも箱の底面にモンスターやカウンターのイラストが描かれていて、どの駒をどこに収納すればよいかが一目瞭然という、楽しくカウンター整理ができるスグレモノだ。
というわけで、コンポーネントが現代風に大幅リニューアルされた「タイタンの掟」の大体を見ていただいた。ルールも決して簡単ではなく、値段も決して安くはないが、この超絶なコンポーネントを手に取れば納得していただけると思う。
かつてタイタンに嵌ってプレイしまくった方も、タイタンの伝説だけしか知らない新しいプレイヤーの方も、是非とも冬の夜長にたっぷりと時間を取って、じっくりとモンスターたちを進化させてみてはいかがだろうか。
商品名:タイタンの掟(TITAN)
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:2時間以上
製造元:Valley Games
デザイナー:Jason B. McAllister & David A. Trampler
価格:¥9,000+税
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