すすめ、すすめ、ものども『インサレクション』


最近はやりの小箱ゲームが続いておりますが……

インサレクション

もそんな小箱とのカードゲーム。

邪知暴虐の女王、クリスティンに対する反乱(インサレクション)軍に手札から軍勢を足し、1枚を手札に加えることで、最後まで居城に反乱軍をたどりつかせることで反乱を成功に導く、もしくは10個の堕落の印を集めることで道半ばで反乱を瓦解させることになります。

そして得点は、手元に集めたアナタの軍勢がどのような者か、特にどちらの味方なのかで大きく変わるのです……


クリスティン城への道が6枚のカードで構成されている……この駒がある場所まで軍勢が進んでいるのです。
最後のカードはもちろん反乱軍の目的地、クリスティン城!

あなたの軍勢として、リーダーカード1枚(2枚配られてどちらかを選ぶ)、民衆カード3枚が配られます。

邪魔な敵を蹴散らせ

各ラウンドでは、まず反乱兵トークンが進軍し、その土地カードに記載の数だけ、民衆カードがプレイエリアに公開されます。

この時点で堕落が10個あると、クリスティン城に到着することなく、正義の側が敗北します。

進め敵の城へ

各プレイヤーは民衆カードを1枚引き手札に加えます。
この状況と手札を見て、プレイヤーはカードを1枚裏向きでプレイし……

同時に公開します。
カードには「優先度」があり、この順に解決しますので、その能力と状況と照らしてよく考えましょう……。

自分の手番になったら、プレイされているカードを捨札にする「排除」や山札の一番上を確認して屋は札の下に送るかプレイエリアに加えることができる「偵察」などのカードの効果の解決をします。
「排除」効果を持つカードは、ディスプレイのカードを1枚捨て札にできる……

「偵察」効果を持つカードなら、山札の上のカードを1枚こっそり見て、ディスプレイに加えるか山札に一番下に戻すかできる。

なにも効果が無い場合は次のステップ。
今現在プレイエリアにあるカードを1枚手札に加え(反乱軍から自分の軍勢にスカウト!)……

プレイしたカードをプレイエリアに加えます(反乱軍に増援!)。

この時点でも「堕落の記10個チェック」はするので要注意。
こうやって、自分の手札をどうそろえていくのか、ディスプレイをどのようにしていくのかがポイント。

クリスティンを斃すのだ!!

こうやってプレイエリアと手札をマネジメントしていき、堕落の印が10個揃って悪が勝つか、悪が勝つことなく軍勢がクリスティン城に到達して正義が勝利する(つまり6ラウンド目を終える)とゲーム終了。

得点は自分の手札のカードで決まり、カードごとの得点条件で色々点数が変わりますが、基本的には「悪の軍勢が勝利した」場合は悪の陣営のカードの得点は大きくなり、「正義の陣営が勝利した」場合は当然悪の陣営のカードは得点が小さくなる……といった具合になります。

つまり、手札から悪の陣営のカード(当然堕落の印がある)をプレイすることで悪の勝利に加担すると、手札の悪の陣営のカードは減るため自分の勝利から遠ざかる訳で……ゲーム終了までにどうプレイエリアと手札をコントロールするのかの駆け引きが重要となります!


例:

  • 《衛兵》は基本8点、手札の「堕落の印」1個につき-1点……2個あるので6点。
  • 《軍熊》は基本3点、単独で一番多く持っているなら7点。今回は2枚で一番多かったので7点×2枚で14点。
  • 《ドワーフ》は基本4点だが、ボーナスは「表向きの他のドワーフ」1枚につき+3点……ディスプレイの2枚のドワーフを数えるので、10点。
  • 《僧兵》は基本2点、手札の「堕落の印」1個につき1点で2個あるので4点……それが2枚で8点。
  • 《エルフ》は反乱軍勝利で8点。
  • 《悪党の女王》は(常に)6点。
  • 《剣士》は1枚なので3点。
  • 《オーガのタラク》は基本33点となっているけど、手札1枚につき―3点なので6点。悪の陣営が早々に勝利していたなら手札枚数も少ないはずなので高得点であった……もう1枚のヒーローの方がよかったかも?!

合計すると61点。
もしこれが(この手札で)悪の勝利だった場合は、《エルフ》の8点が-5点となり、48点だった!


さまざまなカードの効果はあれど、ルールは比較的簡単だし、プレイ時間も短めだけど、最大6人で遊べ、他のプレイヤーとの腹の読み合いが楽しめるゲームとなっており、お手軽なカードゲームとしてオススメいたします。

インサレクション
プレイ人数:2-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30分
製作:La Boite de Jeu
デザイン:トーレ・ネス
イラスト:ルイ・ジェナー
価格:3,600円+税