箱は真っ黒、余分な装飾も無し、とてもスタイリッシュな見た目のゲームですが
果たして中身はどんなもんでしょうか?
このキャッチコピーは伊達ではありません。ルールは本当に簡単です。
まず、お題となる白パズルと黒パズルを場に並べます。白は簡単ですが点数が少なく、黒はその逆。
ピースを並べたボードの脇に置いて
各プレイヤーはこれとこれ(Lv1とLv2)のピースを最初にもらいゲームスタート。
ゲームはスタートプレイヤーから時計回りにターンを実行します。各ターンに出来ることは3アクション。
1.パズルを取る
2.レベル1のピースを得る
3.ピースをアップグレードする
4.自分のパズルにピースを1個置く
5.〈マスターアクション〉自分の前の各パズルにピースを1個置く
この5個のアクションから3個選んで実行します。同じアクションを選ぶ事もできるのでお間違いなく。
ただし、5番目のアクションだけはターンに1回のみしかできないのでご注意を。これだけ特別にマスターアクションと呼ばれています。
やる事これだけ。うん、簡単だ。
各プレイヤーは自ターンで3アクションを行い、パズルを完成させ、得点とさらなるピースを得ることができます。
このパズルを完成させると…、左上の得点がもらえ、右上のピースを獲得します。
そしてここが重要なのですが、なんとパズルを完成させる為に使用したピースはあなたの手元に戻ってきます!消費されるわけではないのです。
ピースが増える! 拡大再生産万歳!
皆でせっせとパズルを完成させていき、黒パズルのデッキが空になるとゲーム終了トリガーがひかれます。。全員が同じ回数になるように手番をまわしてゲーム終了。お疲れ様でした!
『プロジェクトL』はパズルゲームにジャンル分けされるゲームですが、パズルゲームにありがちな解法がわからなくて置いてけぼり、なんてことにはなりません。
確保したパズルに愚直にレベル1のピースを埋めていけば何時かは完成します。
あと11手!?
もちろんそれでは膨大な手番数がかかってしまうので、なんとか少ない手数でできないものかと考えるのがポイントではあります。最初は上手くできなくても何回かガチャガチャしてると閃いてくるかも?
ソロモードもありますので、他人と競う前に一人で修業をしてみるのもいいかもしれません。
最適解を見つけ出した時の爽快感は病みつきになるものがあります。あなたにもその瞬間が訪れますように。
プロジェクトL
プレイ人数:1-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:約30分
製作:Boardcubator s.r.o.
デザイン:ヤン・スーカル ミハル・ミケシュ
価格:4,400円+税
ちなみに「L」はプロジェクトAから始まってL番目のゲームだったからとか。