考古学はその7割が図書館内部での調査だ『ロスト・エクスプローラーズ:失われた地を求めて』


世界中を駆け回り失われた世界の入口を見つけ出す。そう、川口浩やインディ・ジョーンズで憧れたシチュエーションに今あなたも挑戦できます!

ロスト・エクスプローラーズ:失われた地を求めて

では、ある2人の探検家が発見したものの、隠してしまった失われた世界の入口を探し出す必要があります。
4つの手がかりを最初に集めて失われた世界の入口を見つけましょう!

箱を開けると…

そのままゲームボードに

人数に応じた検証済み場所マーカーを置き、手がかりタイルを置き、各プレイヤーに探検隊メンバーコマを渡し、探検隊リーダーコマを発見エリアに指せば準備完了!
リーダーコマはちょっとスマート。

ゲームはトークンの裏面の任務を達成することで進みます。この任務トークンに描かれた場所全てに探検隊メンバーコマを送り込めればその任務は達成。

例えばこの任務トークンだとロシア正教会とトーテムポールに送り込めばOK。

達成すると探検隊メンバーコマの数分リーダーが前進し、ゲームの勝利に必要な手がかりを集めることができます

このような虫眼鏡のアイコンが書かれている場所にリーダーが到着すれば手がかりゲット。

この場合、ロシア正教会には検証済みの場所マーカーが置かれています。任務自体は達成ですが、メンバーコマは1個しか使っていないのでリーダーは1歩しか進めません。

送り込むためには表面の乗り物トークンが必要に。例えばスフィンクスなら車トークンが2個あれば送り込めます。
ちなみに地図上の場所の起点は全てベネチアで、ベネチアから遠いと必要な乗り物も多くなるという塩梅。

そしてこれらのトークンを獲得するにはこの装備エリアに探検隊メンバーコマを送り込む必要があります。トークンは獲得時に任務面を確認せずにどちらかの面にするかを決定します。表裏の決定をしたらゲーム中に変更はできないので決断は慎重に。

まとめると、
1.乗り物/任務トークンを獲得
2.任務地への派遣
3.任務達成をしてリーダーを進めて手がかりゲット

のサイクルを回す事になります。

これだとわりとありきたりなシステムだと感じるかもしれません。しかしこのゲームのちょっと違うところはコストの支払いでやコマの動きです。
移動に必要なトークンは全部捨てるのではなく、使用したものの中から1個だけ捨てます
任務を達成した場合は派遣されてたコマが全員戻るのではなくてその内の1個だけを手元に戻します
この1個だけというちょっと変わった縛りがこのゲームのプレイ感を独特なものにしています。

探検隊メンバーコマは3個しかありませんが、上手に任務を達成するとボーナスとして4人目を雇用できます!

リーダーコマを動かし、計4つの手がかりを集めればゲーム終了、お疲れ様でした。

そして手がかりを4つ集めた貴方には素敵な体験が待っています。これは是非貴方の目で実際に確かめてください。

装備エリアに《探検隊員》を送り込んで《乗り物/任務》トークンを獲得するドラフト要素!
獲得した《乗り物》を使って《探検隊員》を世界各地へ送りだすリソースマネジメント要素!
やること自体はとってもシンプル、お手軽に楽しく世界を探検してみませんか?

補足:発見エリアの内部の作りが少し緩いので、このような補強材を作って箱の上下に置いておくと便利です。サイズは8cm×4cm×3cm、プリッツの空き箱を使うと簡単です。気になる方は工作してみてください。

ロスト・エクスプローラーズ:失われた地を求めて
プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:約40分
製作:Ludonaute
デザイン:セドリック・シャブシ
価格:3,520円(税込)