『FF-TCG ChapterⅡ』では新キーワード能力が2つ加わります。「レベルアップ」は『FF』の世界でのキャラクターの成長の能力、「リンク」はキャラクター同士のつながりを表しており、これらの能力を持ったフォワードが複数登場します。
 それぞれについて、エントリーセットに収録されるカードを例にして紹介していきましょう。
 なお、こちらの記事は『FF-TCG公式サイト』でもカード画像入りで掲載予定ですが、5月16日から開催の『FF-TCG ChapterⅡ 発売記念トーナメント』のプロモーションカードをご利用の際に必要なルールが含まれておりますので、一足先にご紹介いたします。

新キーワード能力「レベルアップ」

 エントリーセット『ライトニング』に含まれる【2-070E】カインはレベルアップを持っています。レベルアップは条件を満たすことで、同名の強いカードへと変えられるアビリティです。
 レベルアップの能力は以下のようになります。

 「○○が対戦相手にダメージを与えるか、フォワードをブレイクしたとき、それがフィールドにいる限り、ブレイクゾーンに置いてもよい。そうした場合、あなたのデッキからそれと同名のカードを探して公開し、それをダル状態でフィールドに出す。あなたのデッキをシャッフルする。」

 レベルアップについて少し補足しておきましょう。レベルアップは条件を満たしたときに自動で効果が発動する、オートアビリティになっています。発動条件はレベルアップを持っているフォワードが対戦相手にダメージを与えたとき、または、対戦相手フォワードをブレイクしたときとなっています。
 対戦相手のフォワードをブレイクしたときというのは戦闘で対戦相手のフォワードをブレイクしたというもののほかに、アビリティの効果やダメージによってブレイクしたものも含まれます。
 レベルアップはデッキからサーチすることができるので、使いこなすことができれば、少ないCPで新しくそして強力な戦力をフィールドに送り出すことができるでしょう。レベルアップを持つフォワードが条件を満たせるようバックアップや召喚獣でサポートしていきましょう!

レベルアップの注意点

  • レベルアップのオートアビリティはスタックに乗ります。また、レベルアップのアビリティ解決時にそれを持つフォワードがフィールドにいない場合は、レベルアップすることはできません。対戦相手にダメージを与えた後、対戦相手のEXバーストでブレイクされたり、戦闘での相討ちなどのケースではレベルアップは不可能です。レベルアップの効果条件にそのフォワードをブレイクゾーンに置くが含まれているためです。
  • レベルアップはそれと同じカードをデッキから選ぶことも可能です。
  • デッキにあるカードのみレベルアップ先として選べます、手札にあるカードは選べません。
  • 新キーワード能力「リンク」

    エントリーセット『アース』に含まれる【2-064E】リディアは「リンク―土(2)」を持っています。「リンク」は複数のフォワードを展開するのに有用なアビリティになっています。

     リンクの能力は以下のようになります。

     「リンク―△△(数字) ○○がフィールドに出たとき、△△のコストが()内の数字以下のフォワードをフィールドに出してもよい。」

     リンクはフィールドに出たときに自動的に発動するオートアビリティです。【2-064E】リディアならフィールドに出たときにリンクの能力が発動し、解決時に土属性の2コスト以下のフォワードを手札からフィールドに出すことができます。
     リンクを使った戦略を組み込むことで、手札の消費を抑えて素早くフィールドに複数のフォワードを展開することが可能です。とくにバックアップのそろっていない序盤戦から、力を発揮できるアビリティと言えるでしょう。

    リンクの注意点

  • リンクでフィールドに出たフォワードがリンクを持っていた場合、そのリンクのアビリティも発動します。
  • 手札のフォワードのコストが何らかのアビリティで減っている場合、その減っているコストを参照します。
  •  「レベルアップ」と「リンク」、そのどちらもデッキの新しいコンセプトになれるアビリティになっています。『ChapterⅡ』の発売をお楽しみに!

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