このたびの東北地方太平洋沖地震被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
なお、関東地方も被災地といえば被災地で、当社の出荷倉庫@茨城県も停電や断水に見舞われ、東京の港まで輸入してきた荷物も届かない、ガソリンの不足や電力供給も足りずに交通が混乱するなどということもあり、入荷・出荷が色々ずれていたりしましたが、とりあえず物流も動き始めており、ようやく本日海外からの新製品が入荷となりました!
さて、今回ご紹介しますのは、円谷英二監督の『ゴジラ』以降、日本を代表する映画テーマのひとつである怪獣映画に対する愛情が溢れる、マジック:ザ・ギャザリングのリチャード・ガーフィールド博士の新作ダイスゲーム、
キング・オブ・トーキョーです!
プレイヤーはモンスター(怪獣と宇宙人と巨大ロボット)となって、トーキョーを破壊させることによって得点を得ていき、いち早く20点獲得するか最後に生き残るのが目的です。
ゴジ……ギガザウルスです。水爆の影響で現れたアイツと間違えてはいけません。
ザ・キング、はルールブックにはコングと書かれています。つなげて読んではいけません。
メカゴ……じゃなくてメカドラゴン。ちなみにメカはMechではなくMeka。何たるこだわり。
クラーケン。右手がバル○○星人のクトゥルフみたいな感じ。
エイリアノイド。3本脚なのは19世紀からの伝統です。
サイバーバニー。ジェットジャガーにくらべるとアニメっぽい。
※なお、能力にはそれぞれ差はありません。
自分の番になったら専用ダイスを6個ふって、出た目から好きなダイスをふりなおして、さらにもう一回、好きな数のダイスのふりなおしをして、残ったダイスの目によって勝利ポイントを獲得したり、エネルギーを獲得したり、他の場所の怪獣に攻撃したり、ダメージを回復できます。
ちなみにエネルギーキューブの個数は「たくさん」。何個とは書いていないのですが、海外メーカーではよくあること。多少の個数の違いはキニシナイのだ。
次に、手持ちのエネルギーを支払って、常に3枚が表向きでならべられているカードを購入して、勝利点を獲得したり能力を獲得できます。
さて、モトネタ探しも楽しいカード類ですが、データをもらえたので、今回フルカラーでシールをつくってみました。
『子供がいた!』は『ゴジラの息子』じゃなくて、アメリカンなゴジラの方かな?
『子供の友達』は巨大海亀の絵でもおなじみのガメラからか……
『強くなっちまったぞ!』はザラガスですな。
『完全破壊』は平成ガメラ2の仙台のシーンか?
National Guardは「防衛軍」(70年代東映風)と「自衛隊」(近年の映画風)と、シールを2バージョン作ったので好きなほうをどうぞ。
※なお、シールのカットに関しては、よく切れるカッターと定規を用意して、シールの台紙を切らないようにカットしてから貼るとよいかと思います。
トーキョーには常に1体(選択ルールで2体)のモンスターがいて、トーキョーにいるモンスターはトーキョーにいない、モンスターに攻撃をする。
トーキョーにいないモンスターはトーキョーにいるモンスターに攻撃をする。
トーキョーにいることは、他のモンスターからの標的になってしまうのだ! しかもトーキョーにいるとライフは回復しません。
ただし、トーキョーを支配したら勝利点1点、トーキョーを支配して自分の番を開始したら勝利点2点を獲得できるので、「史実」どおりトーキョーをめぐって怪獣達のバトルロイヤルが繰り広げられることとなります。
短時間で終わる、お手軽なルールとマニアックなこだわりが楽しいダイスゲームとなっております。
怪獣特撮マニア、ダイスゲーム好き、R・ガーフィールドファンにオススメです。
キング・オブ・トーキョー(KING of TOKYO)
プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分以上
ゲームデザイン:リチャード・ガーフィールド
製作:Iello
日本語ルールつき
価格:4,000円+税
追記:出荷は来週初めの予定です!
1件のコメント