今回紹介いたしますのは、お絵描きゲームの中でも絵の上手下手があまり関係ない点が特徴的な、
ピクトマニア(新版)
ですが……
息の長いゲームなので、すでにいろいろと紹介があったりするので、今回は新版と旧版の違いなどを紹介いたします。
1)コンポーネント
まず30cm箱から、コードネームサイズにコンパクト化。
ペンではなく鉛筆!
鉛筆削りも同梱
品質はそれなり(日本の文房具の質はちょっとおかしいくらいいいので比較しちゃダメではありますが……)。
お題カードは刷新!
レベル1:21⇒27枚
レベル2:27⇒27枚
レベル3:35⇒27枚
レベル4:16⇒18枚
ワードもほぼ入れ替わり、枚数比も変わっています。
2)ルール
ルール自体は少しだけ変更されていていちばん大きいのはお題カードの枚数。
使うのは3枚だけ(旧版は6枚)。
なので、4人以上でプレイする場合は、2名のお題カードがかぶるので、カードごとにテーマが決まっていて間違いやすいその2つのお題をかき分けたり間違わずに充てなければならなくなっているのです。
細かいルール変更として、「描きながら当てる(そして描く)」ではなく「書き終わってから当てる」となった点。
つまり、一度当てに入ったら、書き足したりできないのだ。
他にも点数方法は旧版の方法は上級ルールになったりと、細かい変更がなされています。
3)ゲーム
ゲーム自体をやったことが無い人に説明すると、
こんな感じでお題が7つあるカード3枚を全員が見えるように並べたうえで……
各自にどれを描くのかの指示が出されます。
アルファベットと数字のカードから……
ランダムに組み合わせて配ります。
カードの種類は被る可能性アリ……お題の数字は被りません!
一斉に自分のお題を描いて、書き終わったらほかの人の絵を見て何を描いているのかを数字カードでそれぞれの絵に投票します。
描き終わったらボーナスタイルを取ります。
プレイ人数より1枚足りないので、無くなったら残り1人はそれ以上描いたり当てたりはできません(上級ルール)。
当てる時は、当てるのがほかの人より早ければ早いほど高得点となります。
自分の描いた絵は、当ててもらえなかった分はマイナス点になりますので、できるだけほかの人に当ててもらう絵を描かなくてはなりません。
ボーナスタイルは正解率があまりに低いと逆にマイナス点になるので、あてずっぽうで当てるのもダメ。
こんな感じで、安くてコンパクトなうえに、旧版と同様以上に遊べる内容で、旧版を持っていても新しいカードのために買ってもよい内容。
持っていない人は他にはない、「絵のうまさよりも素早い表現力と推察力」が重要なお絵描きゲームとして強くお勧めいたします。
ピクトマニア(新版)
プレイ人数:3-6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30-45分
製作:Czech Games Edition
デザイン:ヴラーダ・フヴァチル
価格:3,000円+税