クイーンズブレイド・トーナメント 第2回


第2試合は、「荒野の義賊リスティ VS 骸骨戦士キャサリン」
 ガチンコ クイーンズブレイ道 スペシャル

死してなお闘う執念。骸骨であるキャサリンは生者にはない特殊な体質を備えていた。
肉がそぎ落ちたその身体は、肋骨の間を武器がすり抜けるため、相手の突き攻撃が通用しないと言われている。突き以外の攻撃は巨大な盾で防ぎきる。まさにパーフェクト・ディフェンス!

「あんたのような胸に無駄な肉をつけた女に負けるはずがないじゃない。」

そう言い切るキャサリン。

その時、対戦相手リスティの口から、
とんでもない一言がっ!!!!


 「いや、突きなんか使わねーし」

リスティの武器はとげとげ鉄球で、叩きつける事を得意とする武器。もともと突きなど使ってこようはずもない。キャサリンは焦った。大口を叩いてしまった以上、絶対に無様な敗北を見せるわけにはいかない。落ち着け、よく考えろ。幸い、キャサリンにはもうひとつリスティに勝っている武器がある。それはスピード。極限まで肉をそぎ落としたその身体は、信じられないすばやい動きを生み出す。鈍重なリスティが鉄球を1回振り下ろす間に、2回、3回と攻撃を繰り出すことが可能だ(嘘)。

いよいよ試合開始。慎重に防御の構えから接近するキャサリン。落ち着け。相手の動きを読みきれば勝機はある。隙をうかがい、リスティの弱点である足を狙うのだ。 「わたしならやれる。」意を決したキャサリンに迷いはもう、無い。

しかし、この後、目を疑うような
信じられない光景がっ!!!!


「おらーーー!!!」          「ら、らめぇぇぇぇぇ!!」


「おらーーー!!!」          「サンドバックやないねんから~。も、もう堪忍してぇぇぇぇ!!」

キャサリンのパーフェクト・ディフェンスもものともしないリスティのパワー攻撃の前に、キャサリンはもろくも崩れ去った。
波乱の末に終結したクイーンズブレイド第2回戦!
 この後、いったい、どーなってしまうのか!!!!

続く・・・!

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