西の空に明けの明星が輝く頃、(略)…それがボクなんだよ!『チョコラトル(Chocolatl)』


箱は『限定版』がきちゃいました!得した気分だ!!今回ご紹介いたしますのはチョコラトルです。
ちなみに限定版パッケージ! ちょっとうれしい感じです。

中米アステカの神、ケツアルコアトル神(別名チョコラトル)にささげる、『チョコラトル(苦い水の意味)』がタイトルのこのゲーム、タイトル通りにチョコラトルの原料・・・カカオがテーマのゲームです。
そう、お気づきの通り、チョコレートの語源がコレ。
ちなみに女性社員(非ゲーマー)にはお菓子作りのゲームだと思われていました(笑)


13枚のカカオカードゲームは全員が0~12の数字の入った供物のカードを受け取り、6箇所あるエリアに2枚ずつ配置して、それぞれのエリアで数字の合計が高い人が、そのエリアの利益を受けるというもの(低い人には、場所によっては最下位の人にペナルティも)。

ただし、トップの人の得点によっては、その出し方が変わります
ターン進行と得点計算表
一番見通しが付かないのは、最初に全員が全エリアに2枚ずつ出すパターン。他の人の腹を探るしかありません。

もう1つが先に秘密裏に全エリアに1枚ずつ配置し、それを公開してからもう1枚をまた秘密裏に配置するもの。最初の1枚目はブラフかもしれませんし本気かもしれません。

上のどちらも6エリア全てに配置してから、順番に各エリアの判定をします

そして最後に。それぞれのエリアごとに2枚を秘密裏に配置してからそのエリアの解決をするもの。それが終わってから次のエリアに移ります。チキンレースのようなやり方で心臓によくありません。

エリアは、

チョコラトルと老人「チョコラトル」:引き分けに強くなる『チョコラトル神』を味方にするか、足を引っ張る『老人』に憑かれる。『老人』はおそらく『テスカトリポカ』。個人的にはテスカトリポカ様もすきなのですが、ルール的には子泣き爺だ。

サイコロはラウンドの最初にふるので、ムリに取らなくてもよい場合と、無理しても突っ込む場合とが出る「カカオ豆の収穫」:ダイスの目で収穫なので点数が不安定。ラウンドの最初にサイコロをふるので、良い目だったら張って、ショボい目だったらスルーする手もアリ。

今は点数にはならないけど、ボーナスが今後入るモノ「テノチティトラン」:競りを助けてくれるダイスなどが手に入る。
かも。
ココにばっかりかまけていると、点数が入らないのですが、ここでボーナスのダイスとか小屋を手に入れておくと後が楽だし悩ましいところ。

ピラミッドの建築で高得点を!「チョルーラ・ピラミッド」:建設中。完成したらゲーム終了で、貢献していればしているほど高得点に!
ただし一番多い人と二番以下の人では点数的に差があるので、どれだけココに突っ込むかは難しいところです。

最下位だけは避けるのです!!「カカオ飲料」:ラウンドが進めば進むほど獲得できる点数が減る。最下位だとペナルティがある。最下位だけは避けたいところ。
せめて下から2番目に!!

いらない場合もあるので要注意だ!「トラチトリ」:アステカ時代の球技。勝つとカードを交換できる。
カードは4から11までの数字で、自分の一番小さな数字のカードと交換。
1位と2位がもらえるので、1位になれないようだったら負けたほうが良い場合も?

となっており、単に点数になるエリアや、最後にどーんと点数になるエリアなどいろいろ。それぞれのエリアの効果が違うので、誰が何をしたいのかをにらんで立ち回る必要があります。

カードの出し方はトップの人次第
また、1エリアには2枚出すというのも悩ましいところ。
数字の合計は最大23、最低1。
各エリアでは、最下位だけは避けたいので、せめて真ん中になるようがんばりたいけど使うのは2枚。組み合わせが悩ませてくれます。
それに加えて上記のカードの出し方3通りが毎ラウンドのカードの使い方を悩ませてくれます
右の写真だと、トップの緑の人の得点マスにあわせます…『全エリアに1枚ずつ出してそれをオープンにしてから、残り1枚を全エリアに配置』です!

ルールは簡単だし、何よりサクサク進む(ただし、悩む人は徹底して悩むかも)好ゲーム。
カードの駆け引き的には4~5人でプレイして欲しいところです。
来週には店頭に並びますのでお楽しみに!

チョコラトル
プレイ人数:3人~5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:45分~60分
ゲームデザイン:ギュンター・ブルクハルト
製作:Quined Games
日本語ルール付き
価格:5,000円+税

オマケ:内箱の側面のお話は以下の感じものです。
『ケツァルコアトルはテスカトリポカに誘われて飲み潰れ、禁欲主義の女司祭と寝た。自責の念から自らを炎に投じ、ケツァルコアトルの心臓は明けの明星となったのだ。』
…本当に8歳以上向けなのか?
ちなみにヨーロッパに初めてチョコレートが伝わったときは強精剤としてつたわりまして…

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