ホビージャパン扱いゲーム・2012年ランキング発表!


昨年に引き続き、ホビージャパン扱いのゲームの販売数ランキングの発表ですよ!

今年は商品点数も増えているので50位までの発表です!
今回は2012年1月1日から2012年12月31日までの出荷点数で集計しました。

順位位】 商品名(日本語)
【 1位】 HJ:ドミニオン【日本語版】
【 2位】 HJ:パンデミック【日本語版】
【 3位】 HJ:ドミニオン:暗黒時代【日本語版】 ★新★
【 4位】 HJ:ドミニオン:陰謀【日本語版】
【 5位】 HJ:ドミニオン:異郷【日本語版】
【 6位】 HJ:ドブル【日本語版】 ★新★
【 7位】 HJ:ドミニオン:基本カードセット【日本語版】 ★新★
【 8位】 HJ:レジスタンス【日本語版】
【 9位】 Asmodee:髑髏と薔薇:赤箱 ★新★
【10位】 HJ:ドミニオン:繁栄【日本語版】

【11位】 HJ:ビブリオス【日本語版】 ★新★
【12位】 HJ:ジャングルスピード【日本語版】
【13位】 HJ:ドミニオン:錬金術【日本語版】
【14位】 HJ:ドミニオン:収穫祭【日本語版】
【15位】 HJ:イノベーション【日本語版】 ★新★
【16位】 Asmodee:髑髏と薔薇
【17位】 HJ:パンデミック絶体絶命【日本語版】
【18位】 HJ:アグリコラ【日本語版】
【19位】 HJ:世界の七不思議【日本語版】
【20位】 HJ:キング・オブ・トーキョー【日本語版】 ★新★

【21位】 HJ:フラッシュポイント (合算) ★新★
【22位】 Asmodee:ワーウルブズ・オブ・ミラーズ・ホロウ
【23位】 HJ:アグリコラ牧場の動物たち【日本語版】 ★新★
【24位】 HJ:祈り、働け【日本語版】 ★新★
【25位】 HJ:オニリム(合算) ★新★
【26位】 HJ:ディクシット【日本語版】
【27位】 HJ:シドマイヤーズ・シビライゼーション【日本語版】 ★新★
【28位】 HJ:キング・オブ・トーキョー:パワーアップ【日本語版】 ★新★
【29位】 Days of Wonder:チケット・トゥ・ライド・アメリカ【日本語版】 ★新★
【30位】 HJ:アグリコラ・プレミアムグッズ【日本語版】 ★新★

【31位】 HJ:ドミニオン:海辺【日本語版】
【32位】 Days of Wonder:チケット・トゥ・ライド・ヨーロッパ【日本語版】
【33位】 HJ:ディクシット:ジンクス【日本語版】
【34位】 HJ:世界の七不思議:都市【多言語版】 ★新★
【35位】 HJ:ホビットの冒険カードゲーム【日本語版】 ★新★
【36位】 Asmodee:ディクシット:オデッセイ
【37位】 HJ:タイムライン【日本語版】 ★新★
【38位】 Asmodee:ミラーズホロウの人狼[特別版] ★新★
【39位】 HJ:ピクトマニア【日本語版】 ★新★
【40位】 Days of Wonder:スモールワールド:アンダーグラウンド【日本語版】 ★新★

【41位】 Pegasus:村の人生
【42位】 HJ:レース・フォー・ザ・ギャラクシー【日本語版】
【43位】 Asmodee:ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 ★新★
【44位】 Days of Wonder:スモールワールド:王国【多言語版】 ★新★
【45位】 Days of Wonder:スモールワールド【日本語版】
【46位】 HJ:ディクシット2【日本語版】
【47位】 HJ:なんてったってホノルル【日本語版】
【48位】 WotC:ウォーターディープの支配者たち
【49位】 R&D Games:キーフラワー ★新★
【50位】 Asmodee:新世界 ★新★

と、いうわけで今年もドミニオンがダントツの1位で、2位のパンデミックに販売数的にはダブルスコア。
相変わらず強い……

注目は『髑髏と薔薇:赤箱』で、『ドミニオン:繁栄』を抜いてしまっております。

『ビブリオス』もすっかり定番化していますが、『イノベーション』ともども再生産待ちなので、ストップ。
在庫があればもっと上位に食い込んでいた。

人狼系のゲームも昨今のブームを反映してか、かなり上位に食い込んでいます。

あと、実質1回出荷で27位にランクインした『シドマイヤーズ・シヴィライゼーション』にも注目です!
2回目出荷の数が反映してたらもっと上位に行ってました。

さて、傾向として注目したい点は……

1)新規層のファンが付いたゲームは順位が高い
『ドミニオン』や『イノベーション』や『世界の七不思議』などは明らかにトレーディング・カードゲーム勢がアナログゲームの世界に入ってきたから。
『ドブル』にしても、「子供に買い与える層」に認知されたからこそかなぁ。
『シドマイヤーズ・シヴィライゼーション』はPCゲーム層の参入も大きいかな?
人狼系のゲームも同様で、『ワーウルヴス・オブ・ミラーズホロウ』で初めてアナログゲーム版を買ったひとが結構いるはず。

2)プレイする機会が多いゲームは順位が高い
プレイされるゲームは当然感想が巷にあふれるわけで、当然評判を目にしたりする機会も多くなります。価格帯が低めで、短時間で終わるゲームは特に購入されやすく、かつその評判から購入対象にもされやすいという……

というわけで。
「初心者向けのゲームをプレイできる機会を増やせば、実は市場の底上げになるんですよ!」
ということです。
フランスの市場がよい例で、いまフランスでは小さなオープンゲーム会がそこらじゅうで開かれて、そこでプレイをするというスタイルだとか。たぶん、このスタイルが日本の市場に一番近いのではないかなーと思われます。
ドイツのような『家族でプレイ』とかはその次の目標ということで、とりあえずは非アナログゲーマーの友達を誘えるようなオープンゲーム会を開きましょう!
(同じ理由で、トレーディング・カードゲームがなんでこれだけ普及しているかというと、学校の休み時間とか、デュエルスペースとか、遊ぶ機会がとにかく多く設けられていることもあるわけです。日本のボードゲーマーは、ほかのジャンルの事情も参考にしたほうがいいと思うのです……。)

ちなみにそうやって今の市場が3倍くらいに底上げされるとですね、「こりゃまず日本語版なんか無理だろう」という怪しげなゲームやバカバカしいゲームでも、出せるようになります
たぶん、あなたの中の、「コレ……俺しか買わないのではないか?」というものも日本語化間違いなしです!
これはわりと商売っ気抜きでのお話。
ココロにそんなゲームを秘めている方はとにかくゲームをする機会をつくるのです!

……まぁ言いだしっぺなのでプレイする機会を我々も増やします……前から話のありました、R&Rステーションでのゲーム体験会を定期化致します!
詳細はこちら!

そのようわけで、今年のランキングでした!