例によって方法とメンバーの人選は全て君に任せる『レジスタンス【日本語版】』


さて、今週は発売が遅れていたゲームがいっぺんにきました。
そもそも、印刷工場(東北地方?)から輸出港(香港)に運ぶのに陸送1週間とか、Made in Chinaどうなっているんだ……。
他にも色々あったんですが……(涙)

と言うわけで、お待たせいたしていました、脱落者なし、進行司会役なしの人狼系ゲーム、レジスタンス日本語版の紹介デス。


パッケージはこんな感じ。小さめなので持ち運びも楽(比較は弊社FF-TCG)。
鞄にいれれば何時でも何処でも破壊活動が楽しめます。

ゲームではプレイヤーは、圧政を敷く政府に抵抗し、レジスタンス活動を繰り広げる組織の一員となります。

ただし、メンバーのうち4割は政府のスパイです。
えー、正直組織としてどうかと思います
問題山積みです。

レジスタンス側は3回破壊活動に成功したら勝利となります。
政府側スパイは3回破壊活動に失敗したら勝利となります。

毎回時計回りに決まるリーダーは、まずミッションメンバーを選びます。
まず、この選抜に賛成か反対かの投票を行います。
選抜が否決されたら、リーダー引責辞任で次のリーダーに。
……そういえばマスコミ、任命責任って、いつごろからいわなくなったんでしょうな。
コレが5連続失敗でも、レジスタンス組織を内紛で分裂させたってことでスパイ勝利。
ちなみにこの投票は公開投票なので、誰がどのメンバーの組み合わせに賛成だったか、反対だったかは大きなヒント。


選抜が可決されたら今度はミッション開始。
選ばれたメンバーは、ミッションの成否を今度は秘密投票。
通常1枚でも「失敗」があるとミッションは失敗です。

ただし、その選抜メンバーの中に失敗を投じた人がいることはわかるわけなので、次のリーダーはコイツはスパイだと思ったらメンバーの選出に選ばなければいいのです(ただし……リーダーがスパイ側とも限らんのです)。


日本語版には上級ルールの「深まる陰謀」も含まれております。
このカードを使うと、隣の人の役割カードを見たり、使用するとリーダーになれたりするなど、ゲームに変化を与えることができます。
ただし、INFORMATION(情報)は増えますが、INTELLIGENCE(情報)が増えるわけではないので、更なる混乱を巻き起こすかもしれません。
ゲームに慣れてきたころや、人数が多い場合に取り入れるとよいでしょう。

とにかく安い、早い、手軽といい事尽くめのパーティーゲームです。
5人以上集まる機会があるときにプレイするゲームを探しているなら間違いなくオススメです。

レジスタンス【日本語版】
プレイ人数:5~10人
対象年齢:13歳以上
プレイ時間:約30分
ゲームデザイン:ドン・エスクリッヂ
日本語版販売:ホビージャパン
価格:1,800円+税

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