遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時『ジェットラグ』


紹介いたしますのは、『ウィ・ウィル・ロック・ユー!』や『ツインイット!』でおなじみ、缶入りのパーティーゲームを得意とするカクテルゲームの新作、

ジェットラグ


ゲームは簡単。
出題者と回答者(と見ている人)になり、解答者30秒間で何問答えたかで獲得点数が変わるというもの。
基本は2人チーム戦ですが、3人なら個人戦、5人なら2-3にチームを分けてやるなどが必要……ですが、どちらかというとおかしな回答がでるのが楽しいタイプのクイズゲームなので、あまり気にしなくて構わないでしょう。

基本は、出題者が質問カードを読み上げ、チームメンバーの回答者がそれに対して回答するという物。
時間内により多く解答できると、より多く点数がもらえる仕組み。

ただし、回答者側は今聞かれた質問ではなく、一つ前に聞かれた質問に回答しなければならないのです。

これに関しては、ここに例題をお見せしますので、お近くの人と試しにやってみていただきたい……
まず白いところを読み上げ、全体の質問の内容を教えてから、30秒で順番に緑のラインを読み上げます。
回答する人は、今聞かれた質問ではなく前の質問の答えを答えること。正解は黄色のところにあります。

……どうです、まともに答えられないんですよ!

このカードの場合、「ジャガイモ1つを入れました」で間違うと1点どまり、「さてリンゴは何個残っている?」で間違うと2点どまり、正解で3点となります。
各チームカード5枚を答えた合計点数で競うのですが、得点方法とかは置いておいて、とにかくキモはこのおかしな質問カードと回答システムとなります。

質問の中には明らかに罠が仕組まれているものがあったり、ちょっとお下品な回答になる物があったありします。さすが、フランスゲーム。

不穏な質問が……

時事ネタもあるけど、最後の行の正解は考えなくていい……2月11日は何の日かの答えを言えばいいのだ。

ルールは他には無いも同然なので、買ってすぐに遊べるパーティーゲームとして、飛び出す珍回答をおたのしみください。

ジェットラグ
プレイ人数:3-8人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:約10分
製作:Cocktail Games
デザイン:エリック・フルミアン
価格:1,600円+税