Whose side are you on? 『コードネーム:デュエット』



好評のシリーズに、ちょっとしたアイディアを加えてまったく別ゲームにした……

コードネーム:デュエット

は、そんな感じの2人(チーム)協力型のワードゲームです。

そう、今回はお互い協力して、9ターンという短い時間内に、25人の人物から15人のスパイに接触しなくてはならないのです!!

……でも、やることはコードネーム。

経験者ならすぐ始めることができます。


何が新発想かというと、これ。

片面に;スパイ9人 民間人13人 暗殺者3人

がいます。

もう一方も同じなのですがこれが秀逸で……

暗殺者3人のうち、もう一方から見たら1人は民間人、1人はスパイ、そして1人だけが共通の暗殺者。
スパイ9人のうち、もう一方から見たら5人は民間人、3人はスパイ、そして1人だけが暗殺者。
民間人13人のうち、もう一方から見たら7人は民間人、5人はスパイ、そして1人だけが暗殺者。
という構造。



お互いの視点からだけだとよくわかりませんが……



合わせてみた。
この仕組みをよく覚えておいてください……

時間は9ターンだけで、毎ターンこれが1枚ずつ減ります(民間人を当ててしまった時にはそのカードの上に置きます)
重要なのは、「どっちのヒント」の時に「スパイ/民間人」だったか。

1ターン平均1.6人を当てれば勝利しますが、そううまくいくはずがありません。
何しろ、暗殺者は3人もいる!

この時、先ほどの「裏から見たらどうなのか?」という情報が推理のカギとなります。
例えば、「俺から見た暗殺者のうち、1人はこっちの回答でスパイ、ということは残るこっちの暗殺者2枚は向こうから見ても“ハズレ”だな……」とか。

相手から見たらこう。

ワードだけではなく、この情報を手掛かりにスパイを探すのです!

ワードカードは新規の200枚400ワードで、『コードネーム』のものと混ぜてもOK。
すでに『コードネーム』をプレイしている人にはもちろんオススメですが、短時間で終わる2人だけで遊べるワードゲームであり、こたつ程度の広さで遊べるという点で充実した2人に特にオススメいたします。

コードネーム:デュエット
プレイ人数:2人(チーム)
対象年齢:11歳以上
プレイ時間:15分
製作:Czech Games Edition
デザイン:ヴラーダ・フヴァチル、スコット・イートン
価格:3,000円+税

なお、1対2とか、2対2とか、1対3とかで遊ぶのもありですよ。