サマー・オブ・ラブ。銃口に花を。「アクエリアス【日本語版】」


アクエリアス今回紹介いたしますのは、フラックスなどのデザインで知られるアンドリュー・ルーニーらしい絵合わせゲーム、
アクエリアスです。

ゲームのルール自体は非常に簡単で、手札を場に並べていって、5種類ある目的カードの絵柄と同じ種類の「元素」を含むカードを、最初に7枚つなげることができたプレイヤーが勝ちになるというもの。

目的は5種類。さいけでりっく!つなげる場合は必ず同じ絵柄の「元素」と辺で接していなければなりません。

目的カードは5種類なので、並べられたカードをよく見て、うまく7枚つなげるのと同時に、自分以外の「元素」が7枚にならないようによく考えなければなりません。

カードは元素1種類のものから2種類(タテ、ヨコ、斜めの3パターン)、4種類とあります。

アクションカードで逆転!他にも手札を交換したり、目的カードを交換したりする特別なアクションカードがあり、一発逆転を狙ったり、逆に阻止したり。

つなげる場所も自分が7枚繋げることだけ考えていると、漁夫の利で他の人がつなげてしまうので、色々考えるところがあるカラフルで楽しい絵合わせゲームです。

…で、どこがアンドリュー・ルーニーらしいのかといいますと、アメリカのゲームデザイナーには珍しくないのですが…この作者生粋のヒッピー

海は5枚つながった!あと2枚!

このスピリチュアルな「元素がつながって世界が広がる」フレーバーとか「サイケデリックな虹色の配色」とか「髪の長い人からゲームを開始」とか確信的にヒッピー。イラストなんかも元絵はアンドリュー・ルーニーその人が描いたものをリライトしていたりしますが、花とか星とか、気球とか、紫の潜水艦(黄色かったらまんまアレだ)とかヒッピースピリッツあふれるものとなっております。

ちなみに奥さんのクリスティン・ルーニーもクレジットに名を連ねていますが、Muse(女神様)とか書いていやがります。
もうラブ&ピースかよ!

それはともかく、小さな子供と遊ぶための簡易ルールも含まれていますので、幅広い世代で遊べます。
プレイ時間も短めで、お手軽なカードゲームとなっておりますので、世代を超えてプレイしてみるのはいかがですか?

アクエリアス
プレイ人数:2人~5人
対象年齢:6歳以上
プレイ時間:約10~30分
ゲームデザイン:アンドリュー・ルーニー
発売:ホビージャパン
価格:1,600円+税

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