おうごんのたそがれの『ディンゴの夢』


オーストラリア先住民、と言っても多数の部族と多数の言語がその大陸にはあるのですが、各部族の共通した重要なキーワードとして“夢を見る(Dreaming)”という概念がありまして。
何かを成したその神話的偉業は夢で見たものと同義であり、その夢をなぞらえることで神話を再演し力を再生することができ、しかし夢は時間が無く、夢と言う過去は今起きているい現実に繋がっており未来に見る夢である……というよくわからない概念※ですが、今回の

ディンゴの夢

もそんなオーストラリアの野犬、ドリーミング、夢の世界で迷った動物たちを故郷に帰してやろう……というフレーバーのタイル配置ゲーム。

BGMはこの辺りをオススメします。

さて。

ゲーム自体はシンプルで、タイルは各プレイヤーごとに26枚。
地形は5種類×5色。

対応するカードが25枚。

夢の世界の帰り道カード。これの達成を競うのだ。

ゲームは簡単で、地形面をランダムに(てきとーでよい)ならべて動物は手元によける。

毎ターン、カードをめくってその地形のタイルを動物面にして……

 

 

手元のタイルを配列にスライドさせる。

 

 

 
(略)
 

目標カードの配列をいち早く作れたら勝ち!

これで手元のディンゴを押し込んだら勝ち。

シンプル。
達成したら動物の名前を叫ぼう。
『ディンゴ!』

……これ、25パズル+ビンゴだ。

『ディンゴの夢』って駄洒落じゃね―の!

しかし……この簡単なビンゴっぽいゲームの難易度とゲーム性を一気に上げるのが追加ルールの『難所』。
本来、「目標カードのマークの部分が動物かどうか」で達成チェックをするのですが、加えて「難所のマークの部分は地形面かどうか」もチェックされるのだ。

……基本ゲームと真逆で、ゲームが進めば進むほど難しくならねェか、これ?

このようにルール自体はシンプルですが、みんなでパズルを解きあうのは案外面白くて(みんなで『日本庭園』とかやってみよう)、同時進行で必ず収束するシステムも相まって、プレイ時間は極めて短め。プレイヤー間でインタラクションが無いのが逆にこの場合はいいのかも。あと、対象年齢12歳となってますが、もう少し年齢低くても遊べそうですな。

ゲームの合間合間で息抜きにプレイしたり、ちょっと遊ぶか、という時に重宝しそうな軽いゲームとなっております。

ディンゴの夢(Dingo’s Dreams)
プレイ人数:2-4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:15分
製作:Red Raven
デザイン:アルフ・シーゲルト
イラスト:ライアン・ローカット
価格:3,000円+税

※書いてるこっちもなんとなくしかわからない。