あぶれがき
熊『よっしゃー! あとがきでもなかがきでもないけど俺達の時間クマー!』
猫「ついに特典SSでもこのスタイルかー……あ、猫ことチェシャでーす」
羽「羽こと迅羽だゾ」
熊『そして毎度おなじみ熊ことクマニーサン、シュウ・スターリングクマ』
熊『今回は特典SS版なので、簡単なQ&Aコーナーをやるクマー』
猫「今回は僕達に関する質問とその回答を一つずつ行うよー」
羽(誰がいつ質問したんだ?)
猫「ではQ&Aスタートー」
Q1 迅羽って中国っぽい見た目なのに名前の読みは『じんう』でいいの?
羽「あア。オレの名前は自動翻訳の問題で、聞く側によって変わるかラ」
熊『聞く側?』
羽「キャラメイクの時に名前を漢字だけ登録して、読みを入れなかったからナ」
羽「日本語を使う人なら日本語読みで『じんう』」
羽「中国語圏やそもそも漢字知らない人なら中国語読みで『シュンユー』になル」
羽「だから日本語文章の作中では基本的に『じんう』でOKなんだヨ」
熊『へー』
羽「ただ、同じ黄河の<マスター>の中にはちゃんと読みも設定している奴もいテ」
羽「そっちは言語関係なくその読みだナ」
猫「何で迅羽は設定しなかったの?」
羽「入力忘れてスタートしちまっタ。担当した管理AIも特に何も言わなかったしナ」
猫「……同僚がすみません」
熊『既視感あるクマ(←アバターのメイキングやり直させてもらえなかった男)』
Q2 クマニーサンってレイが始めるまで何してたの?
熊『自分(着ぐるみ)探しの旅クマ』
羽「……自分?」
熊『王国と皇国の戦争が一段落した後、色んなところ回ってたクマ』
熊『で、天地を旅してるときに今着てるこのクマの着ぐるみをゲットしたクマ』
羽「その着ぐるみは修羅の国……もとい天地の産物だったのカ」
熊『その後、天地から大陸を南回りする海路で戻ろうとしたら』
熊『ちょっとした大事件に巻き込まれて、王国への帰還はレイが始める少し前クマ』
羽「大事件ってなんだヨ」
熊『ここでは言えんクマ。マジで文庫一冊分くらいのボリュームになるクマ』
熊『いつか語る時が来るかもしれんクマ』
羽(こいつ、質問コーナーで疑問増やしやがった……)
Q3 管理AIって全部で何人いてどんな名前なの?
猫「<Infinite Dendrogram>の管理運営に回っている管理AIは十三体です」
猫「名前はそれぞれ一号アリス、二号ハンプティ・ダンプティ、三号クイーン」
猫「四号ジャバウォック、五号キャタピラー、六号レドキング、七号ダッチェス」
猫「八号ドーマウス、九号マッドハッター、十号バンダースナッチ」
猫「十一号トゥイードルダム・トゥイードルディー、十二号ラビット」
猫「そして十三号が僕ことチェシャだよー」
羽「お前、末っ子だったのカ」
熊『どれも不思議の国、あるいは鏡の国のアリスがモチーフだな』
羽「それぞれの管理担当ハ?」
猫「それはまだナイショー。作中で追々ねー」
羽(こいつも疑問増やすのかよ……)
猫「Q&A終了ですー」
羽(今回、ほとんどツッコミに回らされたな……)
熊『なにはともあれ第一回あぶれがきはここまでクマー』
猫「好評だったら第二回もやるかもねー」
羽「……まぁ、そのときがあったらよろしくナ」
熊『それじゃ四巻でまた会おうクマー!』
猫「ばいばーい!」
羽「……(伸ばした手を振る)」
To be continued?