◆Q&A集

ダウンロード【エラッタ集・Q&A

Q. ローザリッタァの歌術修正が「不能」となっています。これは、そもそも歌術が使えないということなのでしょうか?
A. ローザリッタァは「歌術運用性能を全く無視した」奏甲のため、歌術は使えません。


Q. 奏甲補修の歌「彷徨(さまよ)い者のヒム」(歌術リスト#10)は、既に破壊された部位に使用してもダメージが回復するのでしょうか?その場合、破壊された部位は再び使用可能になるのでしょうか?
A. ダメージは回復し、使用可能になります。


Q. 衝撃波「神々のおたけび」(歌術リスト#25)は奏甲戦闘でも使用可能のようですが(サンプルシナリオでラビエンダールも使ってきますし)、1ターン5分の奏甲戦闘の場合、行動不能になるのは1ターンだけということになるのでしょうか?   それとも3ターンというのは3奏甲ターン(15分)を意味するのでしょうか。
A. 個人戦でも奏甲戦でも3ターンの間、効果を発揮します。両者は戦闘のテンポ自体が異なるためそうなります。


Q. 武器の「ムチ」や、新種奇声蟲の触手による「命中時、相手は命中部位を使用できなくなる」という効果はいつまで持続するのでしょうか?
  また、攻撃された側が強引にふりほどくようなことはできるのか、その場合どのような判定になるのでしょうか。
A. ムチも触手も自然に効力を失うことはないので、原則としてムチ、触手が外的要因でほどけるまで持続します。ただし、攻撃者も、攻撃に使用した部位(ムチを持っている手など)を使用できなくなります。
  ふりほどきはマスターの任意です。「双方に筋力(敵の筋力修正は0か、あるいはマスターの判断による)などのチェックを行わせ、ふりほどく側だけが成功した場合にふりほどける」など規定してください。


Q. 「シュツルムシールド」を装備できる「突撃式奏甲」は具体的にはどの機体となるのでしょうか?
A. 説明文中に明確に突撃式奏甲(突式)と記されている、「プルプァ・ケーファ」「キューレヘルト」「シャッテンファルベ」「ローザリッタァ」の4機種のみです。


Q. ブリッツ・リミットの「リミッタoffモードでは両手で別々に攻撃を行える」という効果は、白兵・射撃を問わず行えるのでしょうか?
A. はい。可能です。


Q. リーゼ・リミットの「集中射撃」は「リミッタoff」の「射撃回数2倍」と重複しますか?その場合「集中射撃」で使用した全ての武器の射撃回数が2倍となるのでしょうか?
A. はい。重複します。


Q. 奏甲の射界ですが、「ヘックスの一つの辺から広がる角度60度の一連のヘックス」となっていますが、図を見ると「ヘックス頂点を中心に角度120度」で広がっているように見えるのですが…。
A. 隣のヘックスだけを見れば2マスが対象になっているので120度で展開しているように見えますが、現実には6方向への射界が取れるので、60度で展開しています。


Q. 格闘戦闘の範囲ですが、隣接しているへクスで射界内、隣接しているへクス(周囲すべて)のどちらでしょうか?
A. 格闘戦闘では隣接しているヘックスすべてを攻撃できます。射界は原則、射撃戦用のルールです。格闘戦闘には使用しません。


Q. 奏甲用防具の「忍び布」や「幻糸帷子」は、シールド類との併用はできるのですか?
A. はい。ハードポイントや重量制限さえクリアしていれば併用でき、その効果は重複します。


Q. 「拳闘」でクリティカルを出し、続く「パイルバンカー」の攻撃が通常成功だった場合はダメージはどうなりますか?「パイルバンカー」分のダメージも装甲無視で追加できるのでしょうか?
A. できません。クリティカル成功した武器のダメージのみ、装甲無視で効果を及ぼします。ですので、この場合は「拳闘」のダメージのみが装甲を無視して与えられます。


Q. 「拳闘」と「パイルバンカー」の両方がクリティカルした場合、「強撃」のスキル判定に成功したら武器2つ分の追加ダメージを加算してもいいのですか?
A. はい。可能です。


Q. 絶対奏甲用の盾は、搭乗者が「盾防御」スキルを持っていなくても使用できるのでしょうか?
A. 搭乗者が「盾防御」スキルを持っていなくても、絶対奏甲の装備として盾の防御力は加算されます。
また、補足ですが奏甲には人間の「利き腕」にあたる腕がないため、操縦者の利き腕の左右に関わらず「両手利き」として武器を扱うことができます。


Q. 盾の防御値の効果は、絶対奏甲のすべての部位に反映されるのでしょうか?
A. はい。盾の防御値の効果は、奏甲のすべての部位に反映されます。


Q. 盾を複数装備した際は、その防御値の合計分が加算されるのでしょうか?それとも、装備した盾のうち一つだけの防御値が効力を持つのでしょうか?
A. 後者です。たとえ予備の盾をいくつ装備しても、効果を発揮するのはそのうちの一つです。効果を発揮する盾を指定しておいてください。これは、個人戦闘においても奏甲戦闘においても同様です。


Q. 盾について、28ページのキャラ作成時の自動獲得品の要求スキル値と、防具表の要求スキル値が合致しません。
A. 28ページの要求スキル値は「そのアイテムがタダで貰えるかどうか」の基準です。
30〜31ページの「個人用武器・防具表」の盾類の要求スキル値は「盾を扱えるかどうか」の基準ですので、違う数値が入っています。記載されている値が正しいです。


Q. 個人用武器表(P30)と奏甲装備表(P86)には、それぞれ「ショートボウ」「小弓」の項があり、*2の注釈にてダメージに修正が入る、とありますが、同じ修正が「ロングボウ」「長弓」に入らないのは不自然では?
A. アーカイアの弓(クロスボウ除く)は、西洋の弓と同じ曲射射撃武器を想定しているため修正が加わりません。


Q. 個人用武器表(P30)の注釈*2と*4でそれぞれ「直接射撃」「直接攻撃」とありますが、戦闘ルールの項にはそのような区分けは存在しません。これらは何を意味するのでしょうか?
A. ショートボウは曲射を行う武器ですが、同時に直接相手を狙うこともでき、その際は筋力の修正を加えることができるという意味です。


Q. 30ページ 個人用武器・防具表の“大型の盾”の「種別」項の要求スキル値が、それまでの盾類よりも小さくなってますが、これで正しいのですか?
A. 正しいです。「大型の盾」は、例えば機動隊が持っているような、大きな盾を想定しています。敵の攻撃に合わせて盾そのものを振りまわす訳ではないので、スキルが低くても活用できます。ただし、身体の行動の自由はそれなりに奪うので回避値にマイナス修正が付くという訳です。


Q. 60ページ「特殊な状況下での戦闘/押え込み・部位狙いなど」の項目にて、キャラクター・レベル差により行動ができるかどうかが決まるように書かれていますが、奇声蟲にはレベルに相当するパラメーターが存在しません。蟲に対してはどのようにすればよいでしょうか?
A. 「衛兵」種でも、駆け出しの英雄よりは強い、くらいに考えてください。
  コミック版第1話でタキとイズルハが倒したサイズの「奇声蟲」の英雄レベルが、あえて言えば「1」に相当すると考えられます。これを基準にマスターは判断・工夫してみてください。
  「押さえ込み」は、ただの人間が5メートルもの体長を持つ「衛兵」種以上の蟲を「押さえ込む」のは、不可能です。
  奏甲で「奇声蟲」や他の奏甲を押さえ込むルールは、「英雄的行動のルール」として「月刊ゲームギャザ」誌上でサポートする予定です。


Q. 71ページの「絆レベルの効果」の、「絆レベル:2」の効果は常時反映されているのですか?
A. パートナーが絶対奏甲に乗っていないときを含めて、この効果は常時反映されます。


Q. 86ページ奏甲装備表の下部“NRS”から始まる3行の価格〜ハードポイントの項が、まったく同じですが、これで正しいのですか?
A. 記載の値で正しいです。


Q. 104ページ、「クロイツ・ゼクスト」の特別ルールで「白兵攻撃を行う際、自分の周囲6ヘックスにいるすべての対象に命中判定を行う」とありますが、これは「攻撃回数が6回」ということなのですか?
A. 「攻撃回数6回」ということにはなりません。これは、「クロイツ・ゼクスト」がトゥルーソードを振るって行う「撫で斬り」を表現したルールです。
  この特別ルールは、「隣接する敵、最大6体に対してそれぞれ1回づつ攻撃が行える」という意味です。ですので、武器能力の「攻撃回数」が増えることはなく、1体の敵に対して複数回の攻撃を行うこともできません。
  例えば、隣接する敵奏甲が1体のみの場合は、その1体に対して1回攻撃を行い、それで「クロイツ・ゼクスト」の攻撃は終了します。