包囲戦に勝利を収めた白銀の軍は反撃を開始する。これを撃破せんと、評議会はノインパスに必勝の陣を張る。
そしてその裏で、すべての真実を知る黄金の歌姫が永い眠りから覚めようとしていた……。
■ Mission map
| Ａ 反評議会軍 ヴァッサァマインの軍と、白銀の城の親衛隊からなる反評議会軍です。フェアマインでの勝利の余勢をかって、エタファやポザネオへ進撃しようとしています。 Ｂ ノイン・パス（評議会軍） トロンメル軍は再編成中なので、シュピルドーゼとハルフェア軍を主力とする評議会側の軍隊です。このノイン・パス（九つ峠）で反乱軍を打ち破るべく、布陣しているそうです。 Ｃ エタファ トロンメルの首都です。ポザネオ島へ続く魔法の道（水中道）が設けられているところでもあります。敵軍が町にせまったら、トンネルを破壊してしまうというウワサも…。 Ｄ ポザネオ 評議会や、赤銅の姫の奏甲工房がある島です。ここにいらっしゃるはずの母上様（黄金の姫）も、すべての歌姫を繋ぐ『黄金の玉座』も、今は行方知れずだとか。はぁ……。 Ｅ 西風岬（ヴェスト ヴィンドカップ） 強風吹き荒れる無人の岬です。時々歌声が聞こえるという話もあり、案外と風の精から歌でも授かることができるかもしれませんね。他に昔の海賊の宝があるという話も有。 Ｆ トーテス・タール（死の谷） 有毒なガスで満たされた高地地帯です。奏甲を気密化すれば大丈夫でしょうが歌姫の方は……。何があるっていうわけでもないのですが、現代の秘境と言えなくもありません。 Ｇ ユーヴェル湖 名前の意味は『宝石湖』。ここには湖の妖精が奏甲に剣を授けたという伝承があります。カップルが思いを果たしたという話もあり、何にせよロマンティックな場所ですよね。 Ｈ リーズ・パス エタファの西の玄関。巨大な謎の奏甲（か魔物？）がとおせんぼしているという話で、奏甲が何機も破壊されて転がっているそうですよ。迷惑な話ですね。 Ｊ インゼクテン・バルト（蟲の森） 前の歌姫大戦の時に、蟲が最初にわいたという森です。ここで何者かによって、蟲の貴族が囚われているとかいう話があるそうですよ。本当だとしたら一体何の目的で……？ Ｋ ファルベ 谷あいの温泉町です。現世騎士団を離脱した一部の奏甲乗りが夜盗化して、略奪や乱暴を繰り返しているそうです。蟲化が始まり自暴自棄になっているという話なのですが。 Ｌ ファゴッツランド（自由民軍） ファゴッツの首都。砂漠の中の交易の町です。町外れでは自由民の残存部隊と、機奏英雄有志が集結し、現世騎士団のガイスト城を攻略しようとキャンプしています。 Ｍ ガイスト・シュロス ビャクライの現世騎士団の城です。ノイズ発生機や謎のウィルスで封印され、要塞化されているそうです。ビャクライは、まだアーカイア支配をあきらめていないのでしょうか？ Ｎ 碧玉遺跡 過去の大戦時の英雄が祭られているという遺跡ですね。かの12奏甲の手掛かりがあるかも。第1回で、ここに行った方は、少し有利かもしれませんね。覚えていらっしゃいます？ |
■ ストーリー裏話
遊撃勢力＝現世騎士団。指導者のビャクライのカッコイイ物言いに、一部参加者さんの熱い思い入れが炸裂しました。スタッフとしては、そうした『こだわり』を汲んだ展開を見せていきたかったのですが、絶対的な戦力差を前に騎士団は勢力争いからスピンアウト……。『RPG的な要素／思い入れ』とゲーム的公正さを両立させるのは難しい。つくづくそう感じるイベントでした。公正さといえば、絶対奏甲と歌姫のチューニング。これに関しては、常に妥協の無い数値処理／判定が行われていました。当初は『難しすぎるのでは？』『あまり前面に押し出さず、マニア向けの楽しみとして機能させたほうが』という意見もあったのですが、どっこい参加者は複雑なルールを易々と理解するつわものたち。多くの方々が解析を楽しんでくださっていることを知り、急遽前号でデータを掲載したところこれが大反響。かなり鋭い『勝利の方程式』を弾き出した方もいたようで、参加ハガキに記されたチューニングの精度は一気に上昇。「この回から急に行動が成功しなくなった」という方は、こうした『頭脳派』の台頭に押されていたのかもしれません……。
■ ベストコンダクター
機奏英雄 アオナギ・ユウ
歌姫 ルノ
※チューン：P11、L3、R7 絆：１
絶対奏甲 シャルラッハロートIV
装備：長剣、二重奏、気密化、ペアコクピット曲
プレイヤー：埼玉県/月見草さん