今回紹介いたしますのは、「曖昧なコミニュケーション」を組み込んだゲームデザインが得意なヴォルフガング・ヴァルシュが、おばかなゲームしか出していないExploading Kittenとがっちり組んでリリースする(当然)おばかで曖昧コミニュケーションが重要となるパーティーゲーム
です。
ゲームは簡単。
お題カードに対応する3色の、1から10までの数が書かれたカードを各自にシャッフルして配り……これは他の人には見せないよう。
これは何かというと、物まねの激しさ。
1=控え目で
10=極限の激しさで
ちなみに、この度合いには答えなんぞありません。
各自勝手に「う~ん、6ならこんなもんじゃろ☆」とか解釈してものまねに励みます。
原題は”Action Scale One to T-REX“というダジャレ。
ゲームの顔なので当然いる。
日本語だと獣とかいて「じゅう」と読ませているのだ。
そうそう、ではものまねして何をするかというと、うまい下手は関係なく同じ物まねの激しさの人を探し出すのが目的。
数字が同じだと思ったら、その人にレベルカードの公開を持ち掛ける……
お互い同意したらカードを公開(持ちかけられた人は同意しないで無視してもいいよ)。
同じレベルの人はいないとおもったら、レベルカードを山札から引き直しできます。
1から10までなんで、そりゃ同じ数字が無い場合もあるしね……
数字ではなく「チェンジ」が出ることも……出たらお題が変更となります。
引き直したらこんな感じに。前のしぐさを続けるのも可だけど、難しいなら切り替えてもいいね。
ピタリかニアピンだったら点数をもらって、新たなレベルカードを引いてゲーム再開(上記のように時々お題が変更となる)。
最初に用意した正解・不正解トークン(プレイ人数により用意する枚数が異なります)が無くなったらゲーム終了。点数が多かった人が勝ち。
簡単でしょ?
プレイしているさまは傍から見て間違いなくマヌケであり、数字によらない度合いを推しはかるゲーム内容はヴァルシュの真骨頂。
2でプレイするルールもあり、プレイ人数の幅も広いパーティーゲームとなっております。
ゲーム内容的に(恥を捨てれば)屋内でなくても遊べそうなのもポイント。
かなりはじけたパーティーゲームとしてオススメいたします。
アクションスケール:一から獣まで
プレイ人数:2-8人
対象年齢:7歳以上
プレイ時間:約15分
製作:Exploading Kitten
デザイン:ヴォルフガング・ヴァルシュ
価格:2,800円+税