「ここは何処だ?」「村だ。」『ザ・ヴィレッジ』


ようこそ、村へ!今回紹介いたしますのは
ザ・ヴィレッジ(The Village)です。

人狼によって壊滅した村は再建され、人々が集まりつつあったが、その中にまたもワーウルフがまぎれているといううわさが流れる。

農家は集まって保安官をきめ警戒を怠らない。
朝も明けきらぬ時間、パン焼き窯に火を入れるパン屋が怪しい影を見たと言う。
流れ者達は恐怖に震え、酒場ではみなくらい顔をしてうわさを囁く。
そういえば最近床屋の言動がおかしい…

そして、夜が来る

・・・村人に紛れたワーウルフが、夜になるたび村人を襲う。
昼間に村人は怪しいと思う村人を投票でひとり処刑する。
村人が全滅する前にワーウルフを始末できるか?

そう…おなじみの傑作パーティーゲーム、「ワーウルヴズ・オブ・ミラーズホロウ」に待望の追加セットが加わった豪華版の登場です!

There are some people who talk
パン屋と床屋今回追加された要素は、「正体」とは別の「表の職業」。
「学校の先生」だけど、正体は「魔女」だとか、「パン屋」「人狼」など、それっぽくロールプレイをしやすくする要素が加わりました。

加えて、表の職業には特殊能力があり、ゲームの展開をさらに奥深いものにします。
職業は9種類あり、能力は通常使いきりです。

たとえば、「パン屋」は誰よりも早く起きるので、ワーウルフの影を見ることができるかもしれません

床屋は通常の投票ではなく、正義感から髭剃り中に剃刀でさくっと…怪しい人を殺すことができます…いいのかこれ?

Elections? In this place?
農家は一大勢力だ他にも一癖、二癖ある職業ばかりですので、ゲームの展開がかなりかわるでしょう。

何より、正体は他の人にはわかりませんが、職業は誰もがわかっています。

たとえば。

パン屋に見られる、と思ったらワーウルフはパン屋を次の獲物にするでしょう!
もしくは、殺されないパン屋は実はワーウルフかもしれませんし…
そう思わせるためだけに生かしているだけかもしれません。

By hook or by crook, we will!
加えて新たな正体、全てを殺すのが目的の「白のワーウルフ」、建物を使えなくする「放火魔」、怪文書で告発する「うわさ屋」がゲームを混乱に誘います。
怪文書マジ外道!!

The Village is a place where people turn up
ちょっとうれしい巾着袋正体のタイルは厚紙になったので耐久性も上がり、タイルなどをしまっておくのに便利な布製の袋もついてきます。加えてプレイできる人数もぐっと増えて29人まで。
人数が集まるときに、盛り上がることは間違いなし。オススメですよ!

今週末には店頭に並ぶと思いますのでご期待ください!

ザ・ヴィレッジ(The Village)
プレイ人数:8人~29人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:約45分
ゲームデザイン:Philippe des Pallieres
制作:Lui-meme/Asmodee
価格:3,800円+税
※このセットは『ワーウルブズ・オブ・ミラーズ・ホロウ』が含まれ、単独で遊べます。