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『自然の種族』 新種族 ラプトランの紹介

ラプトランとは?
 ラプトランは主要種族の中でも、空を飛ぶ能力を持っているという点で独特な種族である。太古の時代、ラプトランは風の次元界の支配者たちと契約を結び、次元界間のさまざまな戦いへ種族の最良の戦士たちを派遣する誓いを立てる見返りとして、飛行する能力を得た。何世代にもわたる間、エレメンタルたちがラプトランを援軍として召集したことはないが、遠い祖先たちが結んだ契約は今でも、ラプトラン社会に影響を与え続けている。
 そうした戦士団に最も強健かつ有能なラプトランのみを派遣できるよう、エレメンタルたちとの契約のため、ラプトランは子供たちに“四方の風の歩み”と呼ばれる生存と自立の試練を課すようになった。今日でも、ラプトランの群れの者は全員、空を飛べるようになるために、この試練を受けなければならない。大人になったばかりのラプトランを“歩み”を始める準備ができたと群れの長が判断したら、そのラプトランはただちに試練を始めるべく旅立たねばならない。最初の機会に旅立たなかった者は、その共同体のメンバーによって“滑空者”と呼ばれることになる(これは翼を使う能力が限られていることを示している)。
 この契約からスカイプレッジドが誕生した。ラプトランのドルイドやクレリックが加入する上級クラスである。大地や火や水に関連する呪文をあきらめることで、スカイプレッジドは呪文発動に際して大きな自由度を獲得すると共に、風に対する支配力を増大させてゆく。スカイプレッジドはひとつの巨大な組織にまとまっているわけではないが、多くの部族の中に点在しており、それぞれが正しいと思うやり方で“契約”を重んじている。
 また、ストームタロン上級クラスの誕生に関する詳細も、この契約を抜きにしては語れない。この組織は、危機に瀕したラプトランの群れを助けるラプトランの精鋭兵団である。
 肉体的特徴:羽毛の生えた翼こそが、ラプトランの最も目立つ特徴である。いっぱいに広げると、翼は差し渡し10〜12フィート(約3〜 3.6m)になるが、(飛行していない時は)背中に畳んでおく方が楽である。組み合わさった一連の靭帯構造により、ラプトランは翼を広げた格好で固定することができ、疲れずに長い間、滑空することが可能である。羽毛の色は普通、白だが、歳をとるにつれて先の黒い羽根が生えるようになってくる。
 ラプトランは人間より痩せており、少しばかり背が高い。この身長差のほとんどは脚の長さの違いである。ラプトランは腕も人間より少しばかり長い。ラプトランの平均身長は6 フィート(約180cm)をちょっと上回るくらいで、体重は150ポンド(約68kg)ほどである。彼らの足先は骨質の鉤爪となっている。この鉤爪はさほど鋭くはないが、非常に強い握力を誇る。ラプトランの手は人間の手とほとんど同じだが、指には鉤爪と言ってよいほど太い爪が生えている。ラプトランは顔に体毛が生えないが、頭に生えた柔らかい羽毛は遠くから見ると髪の毛のように見える。ラプトランの女性の中には頭と首の背中側、耳たぶから耳たぶにかけてもっと硬い羽毛が生えている者もいる。そうした女性はこの“襞襟” を広げて見せびらかすことができる。ラプトランの男性は、きれいに整えた“襞襟” を魅力的に感じる。