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モンスターマニュアル モンスター図鑑

クローカー
 洞窟の壁に1枚の黒い外套がかけてあった。突然その外套が壁から離れ、風をはらんで洞窟を飛び回り始める。ばさっと広がったかと思うと、外套は暗い色をした翼となり、骨張った鞭状の尾が伸び出て後ろにたなびく。飛んで近づいてくるにつれ、エイに似たその体の下に、ずらりと歯の並んだ口と鋭く光る赤い目が見て取れる。
クローカー(外套のように覆い隠すもの)は、地表から遠く離れた深い暗闇をさまよう異様なクリーチャーである。侵入者と見れば、情け容赦なく即座に命を奪う。そうしないのは、もっと残酷な楽しみ方を思いついた時だけである。
休んでいたり、待ち伏せするために横たわっていると、クローカーはごく普通のクローク(外套)とほとんど区別がつかない(クローカーの象牙色の爪は骨や象牙でできた止め具のように見える)。その体を大きく広げ、ずらりと歯の並んだ大きな口と、鋭く光る赤い両目をあらわにしたとき、はじめて、この恐ろしいクリーチャーの正体が露見する。
クローカーが何を目的に生きているのかは謎である。知性を持っているのは明白なのだが、あまりに異質な精神構造をしているため、いまだかつて、クローカーとなんらかの意志の疎通をはかることができた人間は、ほとんど存在しない。
クローカーは翼をひろげた幅がおよそ8フィート(約2.4m)、体重は100ポンド(約45kg)ほどである。  
クローカーは地下共通語を話す。