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『魔物の書T』 デーモン紹介

ディビューク

 かすかな冷気、朽ちた百合のほのかな匂い、突然の喪失感。これらはこのおぼろな存在の通過を示している。その形態は空中を揺らめき漂う陽炎にしか見えない。白い煙でできたおぼろな巻きひげが付属している。


 本来の形態のディビュークは宿主に適した死体を常に探し回っている。宿主がいないと殺されてしまう可能性があることを良くわかっているため、戦闘は避ける。死体に憑依したら、その死体の通常の活動を再現するが、それは食べる、眠る、もしくは生きているクリーチャーがすべきその他の行動を取る真の必要性を示さなければならないからというよりも、むしろより良い死体を見つけるという目的のための手段に過ぎないのである。
 ディビュークは完璧な死体を永遠に探し求めている。ディビュークにとっての完璧な死体とは、暴力によるダメージを受けておらず、その種族の標準から見て極めてハンサムもしくは美人であり、その社会の指導階層にたくさんのコネを持っているものを指す。ディビュークはそのような完璧な死体に、その犠牲者の死を他の誰も見つけないうちに憑依したがっている。そうすれば疑いを招かずに犠牲者の生活を継続することができるから。完璧な死体を見つけたディビュークはその社会でまるで快楽主義者のように悪逆無道の限りを尽くす。そしてその死体が駄目になるか、その他の理由でそれを放棄せざるをえなくな るまでそれを継続する。