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『秘術大全』 上級クラス紹介

エイリアニスト
 エイリアニスト(ここでは「異質なものと関わり合う者」ほどの意)は気が遠くなるほど遠い時空の彼方からやってくる存在や力と関わりを持つ。彼らにとって魔法の力とは、空間、距離、あるいは正気といった、未熟な限界に対する精神の勝利なのである。知識と信念によって、エイリアニストは時間そのものの境界線上にある障壁を打ち破る。時の外側にある“彼方の領域”には巨大なる精神らが漂い、狂気の思考による瞑想に耽溺している。あえて彼らと意志を疎通しようという者に対しては、名状しがたき存在が身の毛もよだつ秘密をささやく。それらの秘密は本来、定命の存在が得るべきものではないが、エイリアニストはあえて自ら、弱い精神であれば吹き飛ばされてしまうであろう混沌とエントロピーの渦巻く奈落へと挑む。エイリアニストの持つ狂者ゆえの確信はときとして、他者をして彼女たちが超越の道へと歩んでいるのだということを信じさせるに足るだけの強さを持っている。
 エイリアニストはごくまれに、社会から隔絶された者たちの一団として集まり、他者には理解しがたい儀式を執り行うことがある。しかしたいていの場合、遭遇するのは単独でいるエイリアニストだ。NPCのエイリアニストはときどき、大都市にある図書館や専門書の店に現れ、希少な(そして危険な)書物の山の間を、ブツブツと何かを呟きながらフラフラとうろついている。