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『魔物の書U』 プレビュー

九大君主 ベル、第1階層の主

 この大きなフィーンドのからだは真紅の鱗で覆われている。上は獣じみた頭部から、下は爪が生えた足まで。背中に蝙蝠のような大きい翼が生えている。歯からおぞましい緑の毒が滴っている。毒が落ちたところから煙が筋になって立ち上っている。腰に巻かれているベルトに1ダースのエンジェルの頭部がつけられており、金切り声を上げている。それらの首は、このクリーチャーの爪が生えた手に握られている巨大なフレイミング・ソードによってばっさりと切断されている。


 狡猾で、残忍で、おそらくは九層地獄で最も戦術的な精神を持つ者の1人であるベルは新興勢力だ。ベルは裏切りと待ち伏せを使用するとともに、鋭い心を使用してライバルの裏切りを見抜く。
 ベルは自身の領域をまだ安定化させていない。他の君主と同盟を結ぶというすべての努力はまったく実を結んでいない。メフィストフェレスもバールゼブルも彼を信用していない。なぜなら彼は自身の主人を何のためらいもなく裏切ったのだから。もちろん、九大君主の誰だって自ら喜んでザリエルを大公の地位から引きずり下ろしただろう。そしてそれを行うためにエージェントを配置していた者だってたくさんいたのだ。しかしながら件のクーデターによって彼らのスパイの大部分が除去されてしまった。彼らはベルの和平交渉を拒否したが、今のところ彼に敵対する者は1人もいない。なぜならデーモンに対する干渉剤としての彼の役割と、彼が暗黒八魔将の仲間である点を評価しているから。