ハンドガンの構え方【基本編】アドミンロード

車やオートバイと同様に、銃にも正しい撃ち方が求められる。正しい構え方・撃ち方を行なわないと的に当たらないばかりか、他人に危害を加えてしまう恐れがある。しかし、おもちゃであるエアガンは実銃と違って威力も弱く、気軽に撃てるがゆえに、構え方・撃ち方に関して意外と自己流の方も多いのではないだろうか。ここでは実銃に即したハンドガンの構え方(基本編)を数回にわたって解説しよう。第6回目はアドミンロード(初弾装填)だ。

 

第1回「ハンドガンの構え方【基本編】グリップの握り方」はこちら

第2回「ハンドガンの構え方【基本編】トリガーの引き方」はこちら

第3回「ハンドガンの構え方【基本編】サイティングの仕方」はこちら

第4回「ハンドガンの構え方【基本編】シューティングフォーム」はこちら
第5回「ハンドガンの構え方【基本編】シューティングポジション」はこちら

 


 

アドミンロード(初弾装填)とは、チャンバーに弾を装填して銃を射撃可能な状態にすることだ。チャンバーに弾が装填されて射撃可能な状態であることを「ホット(hot)」と呼ぶ。ちなみに「レンジ・イズ・ホット」とレンジオフィサーなどがコールした場合、レンジ内にいるシューターの銃に弾が装填され、射撃できる状態にあること示す。それに対して、ホットの状態からマガジンと弾が銃から抜かれ、ホルスターに戻されて(ガンケースに収納されて/銃が手から離されて机に置かれて)射撃できない安全な状態になった場合「レンジ・イズ・クリア」と呼ぶ。

 

ホルスターから銃を抜き(ガンケースから取り出す、机の上にある銃を取り上げる)銃にマガジンを入れる。視線はマガジンウェル(マガジンを入れるフレーム下部の開口部)に向け、マガジンがしっかり入っているかを確認する。また、銃口の向きに注意し、トリガーに指をかけないようにする。

 

 

銃にマガジンを入れたら、スライドの後ろを掴んでスライドをいちばん最後まで引ききる。引き続き銃口の向きとトリガーに指をかけないように注意する。

 

 

スライドを引ききったら手を離し、リコイルスプリングの力でスライドを前進させる。スライドを引く際に、銃を握っている側の腕の上腕部分にスライドを掴んでいた手を当てるような感じで引ききる。

 

装弾不良を起さないためにスライドは手で戻さないようにする。

 

スライドの後部を掴みにくい銃はスライド全体を掴んで引く。この際もスライドを手で戻さないようにする。

 

スライド前部を掴む方法もあるが、万が一暴発して指を怪我しないように指が銃口を覆わないように注意する。ちなみにガバメントカスタムに多く見られるフロントセレーションはこの方法のために設けられているといってもよい。

 

トリガーに指をかけないように注意しながら銃をホルスターに戻す(リホルスター)。グロックやM&P、XDM-40といったモデルは、戻す途中でホルスターに接触したことでスライドが後退してしまい、作動不良の原因になってしまうことがある。そうならないようにスライドの後部を親指で押さえながらホルスターに戻そう。なお、ホルスターのドロウ/リホルスターについての詳しい解説は第7回で解説する。

 

ホルスターに戻す際、ガバメント系はセーフティをかける。したがって初弾はセーフティを解除してから発射することになる

 

P226RやM92FSなどのデコック機能が付いたダブルアクションピストルはデコッキングレバーを操作してハンマーをデコックしてからホルスターに戻す。したがって初弾はダブルアクション状態から発射することになる。

 

これで弾の装填が完了し、射撃準備が整った。

 

次回のハンドガンの構え方【基本編】では、ホルスタードロウについて紹介していく。更新は11月27日(水)を予定しているので、ぜひ読んで欲しい。

 

TEXT:毛野ブースカ

撮影協力:ビレッジ2

 

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