フィクションの銃を作る「STルガー.22カスタム “Mk-0” 後編」

 

隠密潜入任務用のハンドガンを作ろう!!

 

 

 こんにちは、結利晴信ゆうりはるのぶです! 本コーナーでは「ストーリーと世界観を持った空想カスタムを製作してみよう」をコンセプトに、一作品の企画から完成までを前後編に分けて詳しく解説していきます。

 

 今回は前編に引き続き「隠密潜入任務用の銃」をコンセプトに作品を作っていきます。消音装備で敵を排除しつつ敵地に潜入する、孤高の兵士の銃をカスタム表現してみましょう!

 

「STルガー.22カスタム “Mk-0” 前編」はこちら

 

塗装前の下準備

 

 前編ではベースガンとなるKJ WORKS「MK-1 .22ターゲットピストル SILENT EVO」を加工してきましたが、いよいよ塗装に入ります。まずは塗装するパーツを洗浄するために分解しますが、分解・組み立ての際には「トイガン解体新書2016」(ホビージャパン刊)が参考になります。

 

▼参考資料

 

パーツ表面に油分が残っていると塗装しても剥がれてしまうため、中性洗剤でしっかりと油分を落とします。そして水ですすぎ、しっかり水分をきって乾燥させましょう

 

使用する塗料

 

 

  • 染めQテクノロジー「ミッチャクロンマルチ」
  • ガンショップ・インディ「ブラックパーカー」
  • アサヒペン「蛍光・夜光塗料用下塗りスプレー」
  • アサヒペン「蛍光塗料スプレー グリーン」

 

 

パーツを塗装する

 

 バレルとフレームにはブラックパーカー(30分乾燥)を塗装。フロントサイトは蛍光・夜光塗料用下塗りスプレー(1時間乾燥)で下地塗装し、乾燥後に蛍光塗料スプレー グリーン(1時間乾燥)を塗装します。

 

 

ディテールを仕上げる

 

 パーツの塗装が済んだら、レーザーサイトなどのディテール(細部)を再現していきます。こうした細かな部分を仕上げ、本体を組み立てたら完成です。

 

レーザー照射口は園芸用噴霧器(100均の300円商品)の先端パーツ(真鍮製)を流用し再現します

 

これをペンチで掴んで引き抜き、ピンバイスで中心穴を2.2mm程に拡張しましょう

 

真鍮製の先端パーツをバーチウッド「ブラスブラック」で黒染めします。平筆で液を付け→黒く変色してからティッシュ拭き、を繰り返しましょう。インナーバレルも同じように黒染めすれば銃口の中が目立たなくなります

 

各部に色を入れて分かりやすくします。リアサイトのドットは白ペンで色入れしてもいいのですが、直径2mmの白い半球形アクリルストーン(ネットの手芸屋さんで購入)を埋め込むと、よりきれいに仕上がります

 

 

バレル根元にはIUID(Item Unique IDentifi cation)プレートのダミーシールを貼ってミリタリー感をアップさせます。これMK25(P226)のシールなんですけどね(;´Д`)

 

組み立て

 

各パーツの仕上げが済んだら、分解時と逆の手順で組み立てていきます。はたしてどんなふうにできあがるのか……ドキドキします(´ ー`)

 

完成!

 

 

某ステルスゲームの主人公が装備するような「隠密潜入任務用の銃」が完成

 

レーザーサイトに合わせて追加されたダミースイッチと配線。スイッチには熱収縮チューブを用いて、それらしく製作した

 

追加されたレーザーサイトはダミーながらリアルな雰囲気。園芸用噴霧器のノズルを用いることで再現されている

 

セレクター表示にスミ入れして視認性を向上。アクセントにもなっている

 

フロントサイトには蛍光塗料を塗り、リアサイトにはホワイトドットを入れて、薄暗い中でもサイティングしやすくなった

 

まとめ

 

 というわけでSTルガー.22カスタム“Mk-0”は完成です。ルガーMk-1をベースに、某ステルスゲームの主人公が装備するような「隠密潜入任務用の銃」にアレンジしてみました。こんな風に明確なイメージと結び付けて製作すると、工夫次第でとても存在感のあるオンリーワンなカスタムガンを作ることができます。

 もしお家に使わずに眠っているエアガンがあれば、ちょっと想像力を広げてあなただけの「空想銃」を作ってみてはいかがでしょう? (*´ω`)

 

 

 本作品はYuriCustom WorksのHPでもストーリー設定付きで詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。

 

作例製作・文:結利晴信/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年9月号 P.120~123より抜粋・再編集したものです。

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