ARCTURUS「AK74カスタム」をカスタム&性能比較!!【Armsカスタムガレージ】

 

 高い品質と優れた実射性能を持つARCTURUS製電動ガン。その魅力に惹かれた編集部スタッフは早速入手。その性能を向上させるためにカスタマイズを行なうこととした。今回はAK74カスタムのインナーバレルとモーターを換装していく。

 

ARCTURUS「AK74カスタム」分解編はこちら

 

 


 

ベースガン

 

 

ARCTURUS

AK74カスタム

  • 全 長:900mm
  • 重 量:3,600g
  • 装弾数:135/500発(マガジン2本付属)
  • 価 格:税込¥36,800
  • 入手先:41PX/41ミリタリー

 


 

チャンバーの分解と組み込み

 

今回用意したのは最近話題の飛鋭 改(価格:オープン 問:AIRSOFT97)。全長は380mm内径6.05mmのものだ

 

組み込み前にまずはクリーニングをしておく。高性能インナーバレルといえど汚れていては性能を発揮できない。新品でも必ず清掃はしておくべきだ

 

チャンバーを分解するにはまずホップアームを固定するネジを2本外す

 

左右側面に1本ずつ配置されており、ネジの種類が異なるので識別できるように分けておこう

 

ホップアームの固定ピンを左側からピンポンチで押して抜く。固い場合はプラハンマーで少しずつ叩いていく

 

インナーバレルとチャンバーを結合しているU字リングを取り外す。端にある隙間に爪や工具を差し込むと外しやすい。ロックが外れたらインナーバレルを引き抜こう

 

ホップアームを取り出せばチャンバーの分解は完了だ。アームに装着されているゴム製の小さな円筒状の部品はクッションゴムという。紛失しないように注意

 

インナーバレル交換と合わせて東京マルイ純正品のチャンバーパッキンを装着することにした。まずチャンバーパッキンの外側に薄くシリコングリスを塗る

 

チャンバーパッキン内部の突起とインナーバレル下部の溝を合わせて挿入。この凹凸がチャンバーパッキンの位置決めとなる。バレルの溝を下側にしてチャンバーに差し込み、分解と逆の手順で組み立てを行なう

 

組み立て後は必ず動作確認を。給弾側からチャンバー内部を覗き、ホップ調整レバーの動きに合わせて突起が出てくれば正常だ

 


 

モーターの組み込み

 

今回用意したのはSPARKINAZUMAモーター(価格:オープン 問:AIRSOFT97)だ。トルクと回転力のバランスが取れており様々なカスタムに使用できる

 

モーターハウジングはネジを2本外すと中央から分割できる。中にはスプリングと底板が入っているので、飛ばさないようにゆっくりと開ける

 

INAZUMAモーターのピニオンシャフトにスプリングを取り付けてハウジングに収める。底板を入れ忘れないようにしよう

 

トリガースイッチとモーターを繋ぎ、バッテリーを接続すると即席のモーター慣らし装置が完成した。感電しないようにゴム手袋などを装着してスイッチを入れる

 

モーター慣らしはスパークが少なくなるまで行なう。モーターが熱を持つので、扇風機などで空冷するか、時折回転を止めて冷ましつつ継続する

 

モーター内部のブラシとコミュテーターが擦れてスパークが発生している。慣らしによってブラシの面が均一になり無駄なスパークが軽減、エネルギー効率が向上する

 


 

組み立てのポイント

 

メカボックスを入れる前に、チャンバースペーサーを組み立ててレシーバーへ装着する。レシーバー内側にはスペーサー両端に合う溝が彫られているので、そこに滑り込ませる

 

インナーバレル&チャンバーを入れた後にメカボックスをレシーバーにセット。チャンバーとノズルを山なりに合わせ、落としていくとスムーズに装着ができる

 

メカボックスとレシーバーを結合するセレクターネジ受けには位置決めの切り欠きが付いている。受け側と基部の凹凸が合わないと垂直にはめ込めないので注意!

 


 

実射データ比較

 

BEFORE

 

 

 

  • 平均値:91.9m/s(0.85J)
  • 集弾性:110mm(20m)

※ライラクス0.2g バイオ弾を使用

 

 ノーマル状態でも集弾性能は悪くない。しかし弾が少しばかり左右に散ってしまう癖があり、スコープを搭載した精密射撃ではやや苦戦した。

 

AFTER

 

 

 

  • 平均値:95.2m/s(0.91J)
  • 集弾性:70mm(20m)

※ライラクス0.2g バイオ弾を使用

 

 インナーバレルを変更したおかげで初速が3m/sほど上がった。弾道は目に見えて
まっすぐと飛ぶようになり集弾性も70mmと大きく変化した。

 


 

まとめ

 

 ARCTURUS製電動ガンは品質もよく、寸法もしっかりと整っていたので作業で苦労することもなかった。今回予想外の発見だったのはINAZUMAモーターとマイクロスイッチの相性がよいということだ。セミオートのレスポンスが鋭くなり、非常に楽しい撃ち味を持つようになった。

 詳しい様子は月刊アームズマガジン2021年7月号に掲載されているので、そちらもチェックしていただければ幸いだ。

 

TEXT:津軽太郎

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年7月号 P.102~103より抜粋・再編集したものです。

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