タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー

 

通好みの名銃コンバットマスターピース登場!

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー

 

名銃K38の血統

 

 S&Wの中型フレーム、Kフレームを使った名銃リボルバーは多い。中でも.22口径のK-22、.32口径のK-32、.38口径のK-38のマスターピース(傑作)と名付けられたシリーズは、射撃競技に向く精度と使いやすさを併せ持ち人気が高かった。特にK-38はセンターファイアピストルの国際競技で、日本を含む世界各国の多くの選手に愛用されるほどの傑作だった。そのK-38マスターピースをベースに、警察や軍でも使いやすいようにバレルを4インチに切り詰め、より実戦的なアレンジを加えたものがコンバットマスターピースだ。

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー

 

 そのデザインは、同じくKフレームの傑作とされる.38口径のミリタリー&ポリス(後のM10)と、.357マグナム口径のコンバットマグナム(後のM19)の中間に当たるような仕様となっている。フルアジャスタブルリアサイトとリブ付きテーパードバレルを備えながら、エジェクターロッドを被うシュラウドはない。1957年、モデルナンバー制の導入でこれがM15となり、そのバランスのよさから警官用リボルバーとして高い人気を誇った。

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
背の高いランプ部が特徴的。銃口にはライフリングもある

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
かすかにテーパーの付いた細身のバレル右には使用弾薬の表示。リブがあるのにエジェクターロッドにシュラウドがないのが新鮮

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
フルアジャスタブルのマイクロメータークリックアジャスタブルリアサイト。サイトブレードは専用でやや低め

 

S&Wファンなら必携の定番モデル

 

 タナカのトイガンはガスガンでもモデルガンでも、外観、メカニズムともに実銃に沿ったリアルな再現で高評価を得ている。高い精度が必要とされるというS&Wメカも完全再現し、トリガーの引き味も実銃に近いと言われてきた。そしてKフレームではM10もM19も作っている。とすれば、その中間に位置するM15もラインアップしてほしいところだろう。S&Wファンならぜひとも手に入れたいモデル、それがついにガスガンで実現するのだ。

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
M15のトリガーは幅の狭いサービスタイプで、セレーションが入っている

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
S&Wの大きなトレードマークが右側のサイドプレート上にある。1981年頃に小さくなって左側へ移される

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
ダイヤモンドチェッカーのマグナスタイルグリップで、バックストラップ部にもセレーションがある

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー
ダミーのカートリッジのヘッドスタンプはR-P 38SPL

 

 テーパーがかかった細身のピン留めバレル、幅の狭いナローリブ、低めの専用リアサイトブレード、セレーション入りサービストリガー、セミワイド・ターゲットハンマー、大きなS&Wのマーク入りサイドプレートなど、ナンバー制導入後の初期モデルの特徴を忠実に再現。メカはもちろん最新のVer.3を搭載。コレクションに加えたいというより、コレクションに欠かせないモデルの登場だ。

 

タナカ「S&W M15 コンバットマスターピース 4インチHW ver.3ガスガン」製品レビュー

※写真は試作品です。実際の商品とは細部が異なる場合があります。

 

DATA

  • 全長:234mm
  • 全高:145mm
  • 全幅:36mm
  • 重量:660g
  • 装弾数:13発
  • 価格:税込¥28,380
  • お問い合わせ先:タナカ

 

TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:乃木蛍
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:東京サバゲパーク

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年5月号 P.98~99より抜粋・再編集したものです。

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