M4カービンセットアップ集 【M4A1&CQB-R編】

 

 SOPMOD仕様のM4A1カービンは状況に応じてSOPMODキットの中からアクセサリー類を装着できるのが特徴だ。アクセサリー類の選択や装着ポジションは隊員の好みが反映されることが多く、キットに含まれていないアクセサリーが使われるなど、BLOCK2以降はその傾向が顕著だ。ここでは実物写真をもとにセットアップしたM4A1カービンをカテゴリ別に分けて紹介する。
 まずは1990年代後半~2000年代前半に活躍したM4A1ならびにCQB-Rのセットアップをご覧いただこう。

 

HK416編はこちら

Mk18&URG-1編はこちら

 


 

M4A1 SOPMOD BLOCK1

 

ベースガン:システマPTW

 

 M4カービンが特殊部隊に採用されると、統括するSOCOMによってアクセサリーの採用が始まりBLOCK1として支給が開始された。BLOCK1アクセサリーを中心としたセットアップにコレといった定番はなく、実際には部隊ごとに様々なアクセサリーがランダムに納入されたようで、イラク戦争などの戦時下では支給が多すぎ、更新には数年を要することから、これとは別に個人的に購入した各種アクセサリー装着も黙認されていった。しかしこのSOPMOD BLOCK1が現在まで続くM4カービン1強の礎になったのは間違いないだろう。

 

シュアファイアのサイレンサーが本格的に使用されてきたのも2001年のアフガニスタン戦争辺りからだ

 

M4カービンを特殊部隊の銃に押し上げたのはナイツアーマメントのRASが開発されたことが最大の要因だろう。フォアグリップはキットに含まれているナイツ製をそのまま使用するのが一般的であった

 

フラッシュライトは支給品のライトが暗くて耐久性が低いため、シュアファイア製が好まれた。テールスイッチは敢えてコードの断線が起きないプッシュ式を選択している

 


 

SOPMOD M4

 

 

 こちらは東京マルイの次世代電動ガンSOPMOD M4をベースガンとしてセットアップした。このモデルのようにキャリングハンドルにマウントベースを装着してエイムポイントCompやEoTechホロサイトを載せている隊員も見られたが、2000年代中盤に差し掛かると見かけなくなった。

 

FH556ARハイダーは後部のカラー部分でサイレンサーを固定させる。このハイダーは専用品ながらもハイダー部がA2タイプのため他のサイレンサーの取り付けも可能にしている

 

 


 

CQB-R

 

 

 こちらのセットアップは東京マルイのCQBR BLOCK1をベースガンとして、アフガニスタン戦の初期、VIPの護衛に就くネイビーシールズDEVGRU隊員をモデルとしてみた。この隊員の多くが使用したCQB-Rでは、レールシステムにAN/PEQ-2とナイツのフォアグリップを装着し、ハンドルを部分をカットしたLMTリアサイトにエイムポイントCompが搭載されたものをよく見かけた。

 この時代を経て特殊部隊のM4カービンは次のステップへと進化していく。次のレポートではHK416のセットアップをご紹介していこう。また、より細部の解説は月刊アームズマガジン2021年3月号に掲載されているので、そちらもチェックしていただければ幸いだ。

 

 

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TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.40~41より抜粋・再編集したものです。

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