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2021/02/22

【海外】ドイツ最大の室内射撃施設「MSZU」取材レポート【後編】

 

 これまでさまざまな実銃レポートを紹介してきている月刊アームズマガジン。だが、それを実射している施設についてはあまり触れてこなかった。そこで今回はドイツ最大である室内射撃施設MSZUのレポートを前後編に分けて公開しよう。

 

目次 

 

 


 

ヨーロッパ最大の室内射撃施設

MSZU

 

ドイツ最大の室内狙撃施設「MSZU」

 

シューティングレンジ編

 

 MSZUのレンジはすべて室内であり、巨大なトラップ・スキート射撃場や300mレンジまで備える。訪れる顧客は全体的にハイクラスであり、広々とした施設内で射撃を楽しんでいる。だからこそ射撃場としても高級感を売りにしているようで、そのための設備投資や宣伝に力を入れているという。

 

ドイツ最大の室内狙撃施設「MSZU」
この室内射撃場の広さはなんと、高校の体育館2つ分ほどの大きさがある。スキート、トラップ射撃などを楽しむことができ、冬は雪に包まれるウルムだが、この施設では一年を通して射撃を楽しむことができるのだ

 

ドイツ最大の室内狙撃施設「MSZU」
MSZUはクレーだけなく、さまざまな銃器の射撃を楽しむことができる。こちらはピストル射撃用の25mレンジ。ペーパーターゲットのほか、移動標的も設置されている

 

ドイツ最大の室内狙撃施設「MSZU」
スクリーン投影式の100mレンジ。森林の映像を映し出し、ハンターが実弾でハンティングをバーチャルに体験、訓練できるように工夫されている

 

ドイツ最大の室内狙撃施設「MSZU」
100mライフルレンジ、さらに民間では珍しい300mライフルレンジまで完備している。ここでは.50口径ライフルを射撃することも可能である。MSZUでは、すべてのレンジに発砲煙ガス室外排出装置が設置されており、快適な射撃環境を実現している。また環境先進国ドイツらしく、ガスは浄化システムを通して外部に排出される配慮がなされている

 

 やや古いデータだが、2012年の段階でドイツの銃器所持人数は140万人、登録銃器数は550万挺であるという。その人々が射撃に興じつつ、クラブハウスで仲間たちと交流する姿は、日本でいえば高級ゴルフクラブにも似た雰囲気が感じられた。

 高級感あふれる射撃施設。ドイツに行く機会があれば、ぜひご訪問されてみてはいかがだろうか?

 

Text & Photos: 笹川英夫

 

この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.138~139より抜粋・再編集したものです。

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