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2020/12/31

リエナクトメントのススメ vol.12【WEB版:HGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」イベントレポート その2】

 

 月刊アームズマガジンで連載している「リエナクトメントのススメ」。そこでは「リエナクトメント」を歴史的な事象の再現と定義し、テーマを第2次世界大戦としている。現在、世界中で第2次世界大戦をテーマとしたさまざまな「リエナクトメント」が行なわれているが、比較的参加しやすい国内のイベントを中心に紹介するとともに「リエナクトメント」の楽しさを伝えたいと考えている。

 WEB版第12回では、前回に引き続き2016年1月23日・24日に行なわれたイベント、御殿場SVGNET主催のHGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」の様子を紹介する。

 

前回の記事はこちら

 


 

HGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」イベントレポート~その2~

 

 

 今回も前回に引き続き、2016年1月23日・24日に行なわれた、御殿場SVGNET主催のHGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」のイベントレポートである。設定は、1945年1月6日~7日のビゾリーをめぐる戦い。いわゆるバルジの戦いの終盤戦で、参加部隊はアメリカ軍が第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊第1大隊E中隊、ドイツ軍はSS第12戦車師団第26装甲擲弾兵連隊第Ⅲ大隊第10中隊であった。

 

ドイツ軍の作戦行動

 

偵察中にイベントのブリーフィング用地図を見ながら、状況確認を行うドイツ軍側小隊長と分隊長達

 

 この日のドイツ軍の行動計画は、ビゾリー攻略の先遣として偵察、攻略の状況を再現する予定であった。

 

アメリカ軍の作戦行動

 


 1日目のアメリカ軍は、ビゾリー防衛のための陣地構築、警戒、偵察、防御の状況を再現した。防御陣地の構築後、前方第1線地域に機関銃班を含む監視所を開設、警戒にあたった。

 

アクシデント

 


 今回ドイツ軍はフィールド内で位置関係を見失ってしまった。イベント進行上、両軍は無線機を所持していたが、原因不明のトラブルで使用できず、シナリオとは異なり、2個分隊が雪の杉林をさまよい歩いたのであった。

 

アメリカ軍の機関銃陣地

 


 陣地前方第1線地域に設けられた監視所で監視を行なう機関銃班。両軍の機関銃班には、今回主催側が用意した「MG発射現示装置」が貸与され、それぞれの機関銃の射撃音が再現された。これによってBB弾が届かない距離からも、機関銃射撃が行なわれていることを認識でき、よりリアルに戦闘再現できた。

 

フィールド内の主催(アメリカ軍の分隊長)

 


 綿密に立てたイベントの計画を実行に移すため、主催も自らアメリカ軍の分隊長としてフィールドに入る。何よりも厳冬期のイベントは安全に留意しなくてはならない。結果的には当初の計画通りには進行しなかったが、かえって両軍共に程よい緊張感がある、リアルな体験ができた。

 

ドイツ軍宿営地の夜

 


 17時から両軍共に前線で夕食を喫食し、18時から夜間状況に入った。翌日に備え、22時に消灯と定められていたことや、大人数で酒宴ができる大型テントがなかったこともあり、夜のドイツ軍宿営地は静かだった。

 

取材・画像協力:御殿場SVGNET

TEXT&PHOTO:STEINER

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