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2020/12/14

リエナクトメントのススメ vol.11【WEB版:HGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」イベントレポート その1】

 

 月刊アームズマガジンで連載している「リエナクトメントのススメ」。そこでは「リエナクトメント」を歴史的な事象の再現と定義し、テーマを第2次世界大戦としている。現在、世界中で第2次世界大戦をテーマとしたさまざまな「リエナクトメント」が行なわれているが、比較的参加しやすい国内のイベントを中心に紹介するとともに「リエナクトメント」の楽しさを伝えたいと考えている。

 WEB版第11回では、2016年1月23日・24日に行なわれたイベント、御殿場SVGNET主催のHGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」の様子を紹介する。

 

前回の記事はこちら

 


 

HGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」イベントレポート~その1~

 

 

 今回からは、2016年1月23日・24日に行なわれた、御殿場SVGNET主催のHGG 13「1945 BATTLE OF BIZORY」のイベントレポートである。

 設定は、1945年1月6日~7日のビゾリーをめぐる戦い。1944年12月に連合軍の重要な兵站基地であったアントワープ占領を目標として、ドイツ軍の3個軍がアルデンヌ地方においてアメリカ軍に攻撃をかけた、いわゆるバルジの戦いの終盤戦で、参加部隊はアメリカ軍が第101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊第1大隊E中隊、ドイツ軍はSS第12戦車師団第26装甲擲弾兵連隊第Ⅲ大隊第10中隊であった。

 

ブリーフィング

 

主催が用意したブリーフィング用の地図

 

 当日状況開始前に、両軍の将校・下士官が集合してブリーフィングが行なわれた。この場でイベントのタイムスケジュールと両軍の行動が説明された。

 

アメリカ軍の宿営地

 

写真は設営終了後の米軍の宿営地である

 

 フルに参加すれば1泊2日のイベントとなるので、写真のようにリビングヒストリーエリア内に当時のテントで野営するもよし、現用テントエリアや、駐車スペースでの車中泊などに関しては、各自が冬季夜間の冷え込みを考慮し、自由に選択することができた。

 

アメリカ軍の陣地構築

 

 

 初日は14時から全体ミーティング、各軍編成完結式の後、命令下達および状況説明、弾薬受領等が行なわれ、14時30分に前進開始、アメリカ軍の状況は陣地構築から始まった。

 

ドイツ軍の糧食の分配風景

 

写真は分隊ごとに配給された軍用パンを、各自が雑嚢に入れて携行できるように切り分けているところである

 

 今回ドイツ軍側の糧食は、1日目の夕食、2日目の朝食と昼食の3食が支給された。初日の夕食は、状況下で喫食するため事前に配給された。

 

ドイツ軍の弾薬支給

 

写真は弾薬支給終了後、副機関銃手が弾薬箱2箱を装備しているところである

 

 主催がBB弾を入れる弾箱を用意してくれたので、簡略化はしたものの弾薬支給を再現できた。この弾薬箱には実際の重量の約半分程度の重さに相当するダミーカートが入れてあり、重さをある程度体感できた。

 

弾箱の再現

 

 

 このイベントでは、戦闘状況下でエアガンの使用が認められていたが、これは参加者に音だけでは得られない緊張感を持ってもらうためである。実際にはBB弾が当たったかどうかはさほど重要視されていないが、今回はBB弾を写真のような弾箱に入れて主催側から支給した。こうした主催の心遣いがうれしい。

 

取材・画像協力:御殿場SVGNET

TEXT&PHOTO:STEINER

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