かすみんが「リポバッテリー」をくわしく解説!

 

 ツインテールをなびかせて巷で話題のサバイバルゲームから銃や装備など、かすみんが気になるモノをピックアップ!!今回は主流になりつつあるリポバッテリーについて、詳しくレポートしたいと思います!

 


 

かすみんが「リポバッテリー」をくわしく解説!

 

「リポバッテリーにすると性能が上がった!」、「7.4Vと11.1Vどっちがオススメなの?」と毎日色んな方から質問・ご意見を受けながら、電動ガンの販売をしているかすみんです! 前回はバッテリーの種類についてレポートしましたが、今回はリポバッテリーについて調べました! まだ、リポバッテリーをお持ちでない方、何となく使ってるけど不安な方も一緒にお勉強しましょう!

 

リポバッテリーとは…?

 

 リチウムポリマーバッテリーのことで、リチウムイオン電池の一種。ニッケル水素バッテリーと比べて体積エネルギー密度は約1.5倍と高く、自然放電やメモリー効果がなく、使用温度範囲が広く、電解質に液体ではなくゲル状の物質を使う。

 これにより、いわゆる従来の乾電池形状ではなく、コンパクトで多彩な形状のものが作られ、バッテリー収納スペースの問題で今まで実現不可能だった銃が電動ガン化されるようになった。身近なところだと、スマホやパソコンにも使われている。

 

かすみんが「リポバッテリー」をくわしく解説!

 

リポバッテリーの特徴

  • 小型で軽量かつ、大容量
  • 7.4Vでも放電能力が高い
  • 継ぎ足し充電可能

 

11.1Vの方が銃にとって良い?

 

かすみんが「リポバッテリー」をくわしく解説!

 

 7.4Vリポや8.4Vニッケル水素と比べ、手軽に発射サイクルやセミオートの性能を向上させられる事で、11.1Vの方がいい! と良く耳にしますが、要注意です!

 モーターは電圧が高くなるとスピードが上がります。11.1Vリポは7.4Vリポに比べ1.5倍電圧が高く、実際にサイクルも約1.4倍程度増大します。日本で使われるほとんどの電動ガンはニッケル系バッテリーの8.4V、もしくは7.4Vリポで運用することを想定した設計になっており、約1.4倍のサイクルアップは想定を超えてしまいます。そして、サイクルが早くなるほど機関部の故障やトラブルのリスクも増大します。

 また電圧が上昇することで消費電力が増え、発熱も増大します。この発熱によりモーターや電気回路に過度な負担がかかり、寿命を大幅に縮めることにもなります。消費電流が増える事により、モーターのトルク(力)も増大し、トラブルの際にはより激しく機関部を破損させてしまいます。

 

かすみんが「リポバッテリー」をくわしく解説!

 

 つまり、特殊なカスタムや対策が施された電動ガンでない限り、11.1Vリポを使うのは避けた方がよいといえるでしょう。また、最近ではメーカーが11V対応を謳っている製品もありますが、(構造上動作しないという場合を除き)愛銃を長く大切にしたい場合は7.4Vリポを使うことをオススメします!

 

TEXT:かすみん/アームズマガジンウェブ編集部
技術協力:AIRSOFT97
Twitter:@aburaneko517
公式LINE:@kasumin

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年9月号 P.184より抜粋・再編集したものです。

 

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