【実射】「SIG P226S CUSTOM」をカスタムしたスペシャルモデルを実射!

 

 P226Sのなかでもひときわ珍しいファクトリー製コンプを備えていた競 技用ロングバレルモデルに、さらなるカスタマイズを施したスペ シャルモデルを実射する機会に恵まれたので、ご紹介してみよう。

 

ピストル競技用「SIG SAUER P226S CUSTOM」の概要はこちら!

 


 

マイルドなリコイルにマズルフリップ(銃口の跳ね上がり)も少ない

 

 今回はSIG P226Sに敬意を表して、25ヤード(約22.5m)からの精度テストと、各種アモによる撃ちやすさのテストを行なった。用意したアモは、年代物のUZI 115グレインFMJ、FIOCCHI 115グレイン FMJ、FEDERAL 147グレイン HSTの3種である。

 ベストグループは、フェデラルの1.5インチ(約38mm)、フィオキ115グレインも2.15インチ(約55mm)と、さすがの精度を記録した。事前の撮影で通常分解をした際、バレルとスライドのフィッティング、スライドとフレームのタイトさ、スムーズさが際立っていたので、この精度テストには期待をしていた。いわば予想通りの結果であったといえる。

 

コンプを外して撃つとこんな感じ。この大げさなサイトマウントはいらないようだ

 

発射の直後。エンプティケースはまだスライド内にある

 

 撃ち心地に関しても、もうスウィートというしかない。この1点モノ3ホールコンプの効き目も結構なものだが、1,170gというやや重めの重量によってリコイルがマイルドになるというガンそのもののキャラクターも見逃せない。テスト中はコンプを取り外して試してみたが、これがまた悪くないのだ。このスレッド(ねじ山)にあったサプレッサーを試してみたくなってしまった。

 古きよき時代の競技銃として生まれたSIGP226Sだが、その狙撃拳銃としてのポテンシャルは現在でもかなり高いと見た。ステンレススライドの安心感は何物にも代えがたいが、現行モデルには、P226 LEGION SAOという200gほど軽い4.4インチバレルのアルミフレームモデルもある。悩ましいところだ。

 

バランスがいいので、それほどの重さは感じない

 

これが私のフルリコイルポイント

 

【アームズマガジンウェブ編集部レビュー】

 最近のポリマーフレームオートとは一線を画するカスタムガンには、独特の魅力がある。しかもガバ系ではなく、SIGのP226がベースとなっていれば尚更である。画像からも伝わる重厚感は、いかにもクラシカルなオートの佇まいだ。

 

Text & Photos: Hiro Soga

編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年6月号 P.120~127よりウェブ用に再編集したものです。

 

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