【中編】 SIG SAUER「P365SAS」【実銃レポート】

 

SIG SAUERを代表するサブコンパクトピストルと聞くと、多くの方がP230を思い浮かべるだろう。現在はアメリカ軍にM17として採用されたP320を参考にしたP365シリーズがその役を担っている。ここではP365シリーズの中でも2019年10月に発売されたばかりのP365 SASを紹介しよう。

 

【前編】はコチラ

 


 P365は、SIG SAUERが2017年に発売したコンシールドキャリー用サブコンパクトピストルである。P365は、365日持ち歩ける軽快さを目指し、P320を参考にしつつ完全新規で開発され、小型かつ薄型、10 + 1発の装弾数を持つ魅力的なモデルであり、コンシールドキャリー用として人気がある。

 

筆者がP365 SASに追加したアクセサリーはSIG SAUER純正のFOXTROT365ウェポンマウントライト。出力は100ルーメンと少ないが非常にコンパクトでIWBホルスターでのキャリーに支障をきたさない。

 

SIG SAUERはこれまでに多くのバリエーションを市場に送り出してきたが、2019年10月に発売されたP365 SASは、そのシリーズの中でも特にユニークなモデルとなっている。

 

FOXTROT365ライトを装着した状態のP365 SASを収められるデサンテス製IWBホルスター。

 

これまで筆者はスミス&ウェッソン製シールドをメインのコンシールドキャリーハンドガンとしてきたが、P365 SASを購入して以来、シールドの出番はなくなっている。

 

コンシールドキャリー用サブコンパクトハンドガンの傑作たち。写真左からスミス&ウェッソンM442(.38スペシャル/ 5発)、スミス&ウェッソンシールド(9mmパラベラム/ 7+1発)、P365 SAS(9mmパラベラム/ 10+1発)、ワルサーPPK(.380ACP / 6+1発)。もっとも小さいサイズのP365 SASがこの中でもっとも強力な弾をいちばん多く装填できることがわかる。

 

レバー式ではないので弾のリムを使ってテイクダウンピンを回転させる。

 

スライドアッセンブリーが前方へと外れる。

 

バレルとスライドにポーティングが行なわれ、発射ガスの一部を上方へと噴出すことで反動を30%軽減することに成功している。

 

P365はブローニングタイプ・ロックドブリーチとショートリコイル作動方式を持つストライカーファイア・セミオートピストルである。ポリマーフレームによる軽量化とともに、ハイキャパシティマガジンによって小型ながら装弾数は10発となっている。

 

【アームズマガジンウェブ編集部レビュー】

コンパクトながらも強力な9ミリ弾を使用するだけに、特徴的なフィーチャーが盛り込まれたP365。このSASは、その名が示すとおり携帯性に重きを置いている。そのため、サイトやスライドストップが一般的なモデルとは異なるのだ。後編では、いよいよ実射シーンをお届けする!

 

 

Text&Photo:Shin

編集部レビュー:アームズマガジンウェブ編集部

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年1月号 P.112-119より抜粋・再編集したものです。

 

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