ウォーハンマーRPG/Novel 日本語版ウォーハンマーRPG / ウォーハンマーノベル
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キャリア紹介

トロール殺し;Troll Slayer

キャリア/トロール殺し ドワーフのなかには、屈辱を受けたり、恋に破れたりして面目をつぶした結果、先祖以来の地域社会を捨て、死による甘美な解放を求めてさすらう連中がいる。彼らは栄誉ある最期を遂げるために、とりわけ危険なモンスターを探し求める。大半があっけなく命を落とすが、生き延びた少数名は、トロール殺しの不可解な集団に加わる。彼らは死ぬためだけに存在し、死ぬことにより、過去にこうむった恥辱を晴らす。
 とことん凶暴な敵を求めるが、トロールなら願ってもないと考えているのだ。トロールが相手なら、ドワーフはまず間違いなく死ねるだろうから。トロール殺しは、オレンジ色のモヒカン・ヘア、異国風の入れ墨、ごてごてした光り物で、見ればすぐに分かる。彼らは、みずからの手柄を自慢したり、あちこちの傷跡を見せたりして多くの時を過ごし、時たま発作のように暴飲暴食や不眠を起こす。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.48

盗賊;Thief

キャリア/盗賊

 エンパイアには多くの善良な働き者が暮らし、盗賊たちはその稼ぎを少しでも多く毟り取ろうと躍起になっている。たいていの盗賊は何でも屋で、換金に結びつく機会には見境なしに飛びつく。専門的な盗賊には、ゆすり、横領犯、誘拐犯、すり、牛泥棒がある。都市や町には規模に関わらずに盗賊ギルドがあり、犯罪活動を掌握している。複数のギルドが並び立つ町もあり、それが原因で、どちらかが壊滅するまでの血まみれの抗争が起きる。成功した盗賊ギルドは多数の合法な商売をかかえ、長年のうちに商人ギルドへと変質していく。それでも、窃盗から足を洗うギルドはまれである。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.48


伝書(でんしょ);Messenger

キャリア/伝書

 エンパイアの主要都市や城塞はたがいに非常に隔たっているため、連絡は伝書なしには成り立たない。貴族、商人、軍司令官が伝書を多用し、騎乗伝書をことのほか重用する。それら勇敢な騎乗者たちは、勇敢にもエンパイアの諸道を単騎で駆ける。愛馬のスピードがあれば危険を振り切れると信じて。街道巡視員は、可能なかぎり公式な伝書の手助けをしようとするが、何の支援も得られないさびしい道路はあまりに長い。
 彼らは脅しとは無縁だということになってはいるが、とりわけ不快な書状を届けたあとで、伝書が血にまみれた最期を迎えることは、じっさいには数多いのだ。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.47


チンピラ;Thug

キャリア/チンピラ

犯罪者たちの地下社会では、腕っぷしと性根の悪さは大いに尊ばれる美徳であるが、それをもっとも明確に体現するキャリアが、チンピラである。用心棒代が支払われるとき、扇動家が汚職を暴こうと詰め寄ったとき、敵同士が互いに一線を越えてしまったときが、チンピラの出番だ。クラブ(棍棒)を数回打ちつけるだけで、通常は意思を伝えるのに足りる。だが、完全な仕置きが必要になる困難な案件もある。そんな目に遭わされる前に逃げ出せばよいのに、機転一つで切り抜けられると考えた輩が、墓場にはごろごろしている。あらゆる盗賊ギルドや犯罪組織が、チンピラたちを抱えている。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.47


中産階級;Burgher

キャリア/盾砕き

 エンパイアのなかで都市がしだいに重きを占めていくにつれて、市民のあいだに新たな階級が生まれた。中産階級である。中産階級は、もしくはその先祖たちは、一介の小作農から身をおこし、都市で生活基盤を築いた人々である。彼らはいまや、都市の地域社会を一つにまとめるつなぎ役だ。商店主、小商い、収税吏、貿易業者、地方官吏などが中産階級の例だ。彼らは小作農ほど蔑視はされないが、貴族ほどあがめられもしない。人口密集地に住むために、疫病の被害をもっとも受けやすい人々だが、都市を離れて肉体労働に身を投じる気はない。彼らに言わせれば、都市は病をもたらしもするが、チャンスにあふれた場所なのだ。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.46


盾砕き;Shieldbreaker

キャリア/盾砕き

 混沌(ケイオス)やグリーンスキンの軍勢は、数世紀にわたって最果て山脈に襲撃をつづけ、ドワーフ確保地の多くを蹂躙してきた。ドワーフたちは、残された要塞都市群を守るために、地下深くでの戦闘に特化したエリート兵士たちを養成してきた。それが盾砕きであり、邪悪の奔流をおしとどめ、民を保護せんとする勇猛な戦士たちだ。ほとんどの盾砕きはドワーフだが、他の種族の者がドワーフの黄金と引き換えにこの道に進むこともままある。エンパイア育ちの若いドワーフは、おのれの勇気を証明して山に住む一族との団結を示すために、盾砕きになることが多い。
注:ドワーフのみが、初期キャリアで盾砕きになることができる。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.46


大道芸人;Entertainer

キャリア/大道芸人

 曲芸師から怪力男まで、ナイフ投げから催眠術師まで、舞姫から腹話術師まで、エンパイアの大道芸人は多種多様だ。拍手喝采を励みにする者があれば、金だけが目当ての輩もいる。多くの大道芸人がその道を目指したきっかけは、エンパイアの村人の困窮から逃れたい一心からだ。大道芸人は旅から旅へ日を送り、一人旅をすることもあるが、村や町や都市で興行をするために一座で移動するほうが多い。運がよければ出演契約が延長され、一つの都市で数カ月を過ごせることもある。だが、そこまで恵まれない一座は、わずかな売り上げで食いつなぎ、少しは見る目のある観客(あるいは、疑り深くない観客)を求めて、次の山を越えて旅することを強いられる。しかし超一流の大道芸人ともなれば、貴族をパトロンに得て、上流階級の前で演じることにより、想像できないほどの出演料を稼ぎだすのだ。

『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』P.45


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