赤銅の歌姫

黄金の歌姫を補佐する「三姫」の一人。元はポサネオ最高評議会の研究機関として幻糸の研究をしていた「黄金の工房」の責任者としての「銘」である。

第12代赤銅の歌姫によるアークドライブの発明と、それを応用した対奇声蟲絶対防衛巨大人型兵器「絶対奏甲」の開発に成功して生産施設を設けるにいたって、研究機関からアークドライブと絶対奏甲の開発生産・管理機関へと変貌する。この功績によって第12代赤銅の歌姫は、特に「赤銅の女王」とも呼ばれた。

今回の大戦の際の赤銅の歌姫は15代。黄金の歌姫が機奏英雄を召喚したための眠りについている中で起きた騒乱の中で、最高評議会が白銀の歌姫への対応として発した命令に従わず、絶対奏甲の提供を介した影響力を利用してアーカイアのミリタリーバランスをコントロールし、工房自体は中立を保とうとする。
この時点から赤銅の歌姫は自ら工房を「無色の工房」と称し、機奏英雄から別世界の技術を吸収して新型絶対奏甲を開発・生産し、積極的に各国家、及び機奏英雄へ絶対奏甲を譲渡した。
彼女にも宿縁の機奏英雄イザナ アヤがいるが、アヤがどの絶対奏甲に乗っていたかは戦場に登場しなかったこともあり、知られていない。