ガンダムビルドファイターズ炎



ガンダムビルドファイターズ炎 ガンプラ部別室

炎のHJガンプラ部 第3回

「組み合わせは発想次第!!」

Y…ホビージャパン編集部『ガンダムビルドファイターズ』担当。
S…ホビージャパン編集部ガンダム総担当。口癖は「俺がガンダムだ」

Y「ガンプラ作ってきましたよ!!」

S「急だな。まあいい、見せてみろ」

Y「これです!!」

Y「ガンダムX魔王に、ガンダムXディバイダーのパーツを組み合わせた、名付けて…「ガンダムX魔王ディバイダー」です」

S「…まんまだな」

Y「どうでしょうか?」

S「うーむ。…50点」

Y「えー」

S「ガンダムX魔王は『機動新世紀ガンダムX』に登場するGX-9900ガンダムXをベースにしているから、その武装違いの機体であるガンダムXディバイダーを組み合わせることは作品として統一感もあるし、ガンプラの楽しみ方のひとつとして間違いではない」

Y「なら、いいじゃないですか」

S 「このバカ弟子がー!!」

Y「えー(いつから弟子になったんだ?)」

S「いつから弟子になったんだ? みたいな顔をするんじゃない!!」

Y「(読まれたか、チッ)」

S「いいか、よく見るんだ。確かに火力は強化されている。サテライトキャノンとディバイダーを持つことであらゆるレンジには対応可能だが、装備をつけすぎたことで完全に重量過多となっている上にバランスも悪い。さらに、多くの装備を使用するということは、それだけ高度なFCS(注1)を必要とするが、このガンプラの完成度では、その域に達してはいないだろう」

Y「ふむふむ、なるほど」

S「つまりだ…。これはいらん、これもいらん」

Y「あー、あー、あー…」

S「ほら、これくらいでちょうどバランスがいいんだ」

Y「おー、なんかすっきりしましたね」

S「なんでもかんでも盛ればいいというわけではないのだよ」

Y「でも、元の機体とあまり変わり映えしなくなってしまいました」

S「形を変える以外にも塗装で色味を変えるだけで、全体の雰囲気をガラっと変えることもできるぞ。そうだなぁ、例えば「ウイングガンダムフェニーチェ」があるだろ」

Y「はい」

S「あれは、実は思っている以上に新規パーツは多くないんだ。しかし、その少ない新規パーツで片側にウイングが寄った左右非対称のマント的デザインを作り出しているのだが、さらにイタリア国旗のような3色にしたことで、ベースとなったウイングガンダムとはまったく異なる雰囲気のガンプラになっているだろう」

Y「確かにそうですね。やるな、フェリーニ」

S「シャアか!! というわけで出直してくるがよい」

(数日後)

Y「ガンプラ作ってきましたよ!!」

S「入り方がワンパターンだな」

Y「ベアッガイⅢ(さん)の色を赤白に変更し、それっぽい帽子とヒゲ(注2)をつけて。名付けて「ベアッガイサン(Ⅲ)タ…フゴーモガ」(口を押さえられた)」

S「最後まで言わさねーよ!!」

Y「えー」

S「確かに雰囲気は変わったな。しかしキット本体の形状はまったく一緒のようだな」

Y「ふっふっふ、この数日間、僕が家にこもって色を塗り替えていただけとでも?」

S「仕事しろよ、そしてはよ出せ」

S「メテオホッパーに乗せただけじゃないか!?」

Y「Sさんのフェニーチェの話で閃いたんですよ、サンタにソリは付き物だって。で、トナカイは「風雲再起(注3)」にしようかとも思ったのですが、それだとかなり高額になってしまうので、トナカイとソリの両方を担当してもらうために「メテオホッパー」の登場となった訳です」

S「これだと「ビルドファイター」じゃなくて、「ビルドプレゼンター」だよ…。戦う気ないだろ? そもそもガンダムX魔王はどこいったんだよ…?」

Y「まあまあ、細かいことはいいじゃないですか。だって今日はクリスマスですよ?」

S「あー、そういえばそうだったな。で?」

Y「メリークリスマス!!」

S「勝手に締めんな!!」

注1:FIRE CONTROL SYSTEM。つまり火器管制のこと

注2:ドール担当(よ)さんに協力してもらいました。ありがとうございます

注3:『機動武闘伝Gガンダム』に登場するマスターガンダムが搭乗するモビルホース、ご主人に忠実な馬が操縦するメカ馬

※この企画はフィクションです。登場人物は実在の人間ではございません。