そして狼は、赤頭巾を食べた『ミラーズホロウの人狼:特別版』


「忙しいときに『盆と正月がいっぺんに来たみたい』とは言いますが、盆と正月が来た後に、さらに何かが来ちゃった場合はいったい何が来たと言えばいいの?」な状態で現在てんやわんや。

その盆と正月と何かのうちの一つがコレ

おかげさまでこれを書いてる現在で大変な反響で、ありがたいことです。

なお、すでに要望の上がっている追加セットは……
えー、一般論ですが、RPGの昔から、追加セットやエクスパンションの類は、基本セットから新作が出るたびに数が3割から5割落ちと言われておりまして……生産のミニマムロットは大して変わらんので……もう、全部言わなくても目安はわかるよね?!
※追記:RPG黄金時代の頃の一般論話なのでねー。そしてそんなの関係ないお化けタイトルもあるんですよ。

というわけで、今回紹介いたしますのも基本セットがバカ売れでかつロングセラーの結果出すことができたともいえる製品、
ミラーズホロウの人狼:特別版です。


ルールの説明とかは、『人狼です』でみなさん問題ないですよね?
何しろ、元のルールブックにも、新しいキャラクターの能力とかはしっかり書いてあったり、一応ルールも最初に出ていたものとほぼ同じ内容が描かれていましたが、セットアップに関しては全く未記載(さすがに追記しましたが……)。
まぁ、人狼比率とか最低プレイ人数とか、きっと『常識』となっているのでしょう。
(まぁ『常識』ってのはコミュニティで違うものなので、違うコミュニティと『常識』が違った場合、困ったことが起きたりするわけですが。)
そういえば、タブラ系は死人が出た場合その正体はわかりませんが、ミラーズホロウ系は死んだら正体が明らかにされるので、『常識』が違うといえば違うので要注意。
けっこうゲーム性が変わります。

外箱は髑髏と薔薇サイズ。

でっかいサイズのタイルは全部で30枚あり、うち1枚は保安官用バッヂ、1枚は予備なので28人までプレイ可能です。


こんな感じでたくさん。

新キャラはこの5人。

人狼から村人を守る『守護者』、村人に恨みを持つ『笛吹き』、村で一番無害な男である『呆け者』、生き残るすべにたけた生き字引の『長老』、何かにつけて村人から不当な扱いを受ける『嫌われ者』が新規の正体。

北米限定仕様で、実は結構早いうちから割り当て数に対してけっこうな注文が入っております。
商品が入って、流通後に評判を聞いてから動き始める人も多いのですが……それだと店舗も、問屋も、当社も追加が効かないので、今回は発売前にざっくり見せびらかしてみました。
買っておいて損はないと思うので、『1セットは揃えておこう』とか、『今持っているのはもうボロボロなんだよねー』とか、『タブラ系とはルールが若干違うんで、ミラーズホロウ系も欲しかった』という人はぜひお早めにご予約をお勧めいたします。
※もっと多人数で遊びたい場合は複数セット買うといいよ!

ミラーズホロウの人狼:特別版
プレイ人数:8-28人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:約30分
ゲームデザイン&イラスト:フェリペ・デパィユ、エルヴェ・マーリィ
製作:Lui-Meme
価格:2,400円+税)