なんでもはかるよ!『キリンメーター』


ドイツ以外にも欧州各国でアナログゲームが活況で、フランスなどは現在市場をかなーりリードしておりますが、最近注目したらいいのでは、と思われるのが旧東側の国々。
その中でもロシアはとりわけ注目しておいた方が良いかと……

というわけで今回紹介いたしますのもロシアのトリビアゲーム、

キリンメーター

です。


パッケージがかわいい。



ゲームは6枚並べたお題カードのうち、一番大きい数字と小さい数字のカードを当てることになります。


1.コスタリカのサーフィンができる海岸線
2.発見された世界最古の落書き
3.一人の人間が1年間でするまばたきの回数
4.最も長いファッションウィークのランウェイの長さ
5.キリンの舌の長さ
6.インドで話されている言語の数

単位がいろいろあるので注意。
人類100万年というので2番は100以下だろうけど……とか、1分に1回まばたきするとして、1年だと5万回以上……5くらい?
色々話をしながら考えると面白い。

投票トークンはこんな感じ。

みんなうらむきに投票して……

並べ終えたら表向きにして回答チェック。

今回は最大は

ランウェイの長さ。

最小は

キリンの舌の長さ。

あたると1点。

「 + 」は最大



1ラウンドには最大2点獲得できることに。

ただし、逆張り……最大なのに最小に、もしくは最小なのに最大に投票してたら持っている得点を1点失います。

ゲームは7点先取すれば勝ち。
シンプル
……ですが。問題がミソ。

見よ、この人生においてどうでもいい無駄知識を!

人口が判ればなんとなくわかるかな……

意外と多いんだけど……無駄知識!

計測方法は不明ですが、実際の研究から。

ファンなら知ってるかも……しれないけど、
ゲームに勝てるとは限らない。

限界が来ると幻覚を見始めるそうです。

おかげで印象に残った数字以外結構すぽっと忘れることが可能です。

また、数字はお題300枚で全て違うのですが、単位が結構曲者で、なんとなーく推理ができないこともない、というものになっています。

この辺は単位が同じ。


○万個と○個と……○の中だけ比べます!


あと、全く同じ数字はありません

正確な数字を知っている必要はないし、知ってるからなんだという無駄知識っぷりが楽しく、薀蓄語りながらプレイするのが楽しいパーティーゲームとなっており、トリビアゲームをお持ちでないのであれば結構オススメとなっております。

キリンメーター
プレイ人数:1-8人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30分
製作:Lifestyle
デザイン:マーチン・ネーデルガールド・アンデルセン
価格:3,000円+税