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『アンダーダーク』の種族紹介

キチン
 蜘蛛に似たキチンは悪に染まった魔法の支援を受け、尋常ならざる変化を人型生物に与えることによって生み出された。彼らの祖先はかつて人型生物だったが、ドラウの奴隷になることにより、単なる労働以上のものを要求された。チェド・ナサドのドラウは、奴隷たちを慎重に選択して交配するとともに、魔法を使って彼らに手を加えた。そのような手探り実験の結果として、おぞましい“改良” がなされたのである。最終的にそのような変化は恒久的なものとなり、4 本の腕を持つ蜘蛛に似た人型生物種族が出来上がった。人間が石や木を使うのと同様に、彼らは糸を使って建設することができる。かつてキチンはフェイルーンの北西地域でしか見られなかったが、ドラウの抑圧者から逃げる過程でアンダーダーク全体に広がった。
 キチンは忍び寄る牙の年に、かつて主人だったドラウから独立を勝ち取ったが、実際には積極的に反乱を起こしたというよりも、ドラウの怠慢と倦怠の方がより大きい役割を果たした。最も自暴自棄で日和見主義的だったキチンたちが、警備されていない道をすり抜けて自由を得たのだ。脱出の機会を逃した者たちは、ドラウの主人の剣と鞭によってさまざまなバッド・エンドを迎えた。
 ヤスコールにいる一般的なキチンは物静かな職人であり、次に建設すべき糸の家、塔、もしくは要塞のことを主に気にかけている。しかしながらキチンにはドラウの遺産が今でも色濃く残っているため、生き延びるために裏切りを余儀なくされる。というか、ほぼ必須と言って良い。最善でもキチンは日和見主義者であり利己的なクリーチャーだ。最悪の場合は狡猾な策略者となる。そのような生き方に満足しないキチンはしばしば、冒険を追い求めて村を離れる。