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この門をくぐる者 一切の希望を捨てよ『恐怖の墓所』 9月5日発売

ゲームのはじめに

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 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』というゲームの歴史上、デミリッチ(体を捨てて髑髏だけになった上位のリッチ)のアサーラックほどの恐怖をもって語られる悪役は他にほとんどいない。彼の棲み処にまつわる伝説は、D&Dの最初期の時代から勇敢なる冒険者たちと熱狂的なプレイヤーたち双方の間に広まっていた。それは初めアサーラックと彼の愛してやまない悪辣な罠の数々を紹介する短編アドベンチャーだった。だが、そのアドベンチャーの名はD&Dのすべての版に受け継がれて行った。もうお解りであろう。それこそが、ゲイリー・ガイギャックスによる元祖『恐怖の墓所』(Tombof Horrors)である。
 そろそろ現代のゲーマー諸氏にもアサーラックの伝説を思い知ってもらう良い頃合いだろう。
 第4版用の『恐怖の墓所』は原典のアドベンチャーの単なる焼き直しではない。何故かって? 原典のアドベンチャーの内容は程度の差こそあれ多くのプレイヤーに知られてしまっているし、D&Dのプレイスタイルやデザインの志向も版を重ねるうちに進化しているからだ:過去の作品を焼き直しただけのものを最新版と呼ぶことは、第4版にとっても原典のアドベンチャーにとっても不幸な結末しか産まないのは明白であろう。
 その代わりに、このアドベンチャーではキャラクターがアサーラックの現在進行中の悪だくみに介入し、かの神算鬼謀のデミリッチが作り上げた“恐怖の墓所” を探索する――1つでなく4ヶ所も。ブルース・R・コーデル作のAD&D第2版用ボックスセット『Returnto the Tomb of Horrors』(恐怖の墓所、再び)と同じく、このアドベンチャーもアサーラックの伝説と、原典の発想という土台の上に成り立っているのだ。
 我々は全力を尽くした。『恐怖の墓所』の名を冠するに相応しい作品にできたと自負している。君と君のプレイヤーたち、そして彼らのキャラクターたち――のうち生き残った者――が、それを認めてくれることを祈っている。


このアドベンチャーの使い方

 このアドベンチャーは、最初から最後まで続けてプレイする一続きの遭遇集という形にはなっていない。本作は君が現在運営しているキャンペーンの中に、アサーラックの陰謀にまつわる、レベル帯の異なる独立した4つのアドベンチャーを挿入して使うようになっている。言い換えるなら、本作の筋書きはアサーラックを単なる一回限りの敵でなく、冒険者たちの生涯に幾度も影を落とす因縁の宿敵として用いることを意図して作られているのだ。君がこのアドベンチャーを“標準的”な難易度でプレイすることにした場合、第1章は10レベル・キャラクター用、第2章は14レベル・キャラクター用、第3章は17レベル・キャラクター用、第4章は22レベル・キャラクター用となる。とはいえ、これまでに『恐怖の墓所』の名を冠せられたアドベンチャーは、その異常な難易度の高さで名を馳せてきた。もし君がその恐怖の伝説の雰囲気を再現したいのであれば、各章を標準的難易度より2レベル低いプレイヤー・キャラクターでプレイしてみるといいだろう。
 このアドベンチャーをプレイするためには、ダンジョンズ&ドラゴンズの『プレイヤーズ・ハンドブック』、『モンスター・マニュアル』、『ダンジョン・マスターズ・ガイド』が必要になる。本書には『モンスター・マニュアルU』、『冒険者の宝物庫』、『Open Grave: Secrets of the Undead』(未訳)、『次元界の書』、『Dragon』誌やさまざまなアドベンチャーからの引用がある:これらの本があれば便利ではあるが、プレイに不可欠というわけではない。また、『D&Dダンジョン・タイル』と『D&Dミニチュア』があれば、ゲームがいっそう面白くなるだろう。


◆◆◆ここでは4歩進めば死が待っている 〜『恐怖の墓所』マスタリングガイド〜◆◆◆

※リンク先の記事は原則として『恐怖の墓所』を買ってこれからマスタリングする人、およびこれから買ってマスタリングする人のためのものであり、同書の「ねたばれ」を含みます。