コラム

D&D第5版へのお誘い 『エベロン冒険者ガイド:最終戦争を越えて』

更新日: 2020.10.06

4 どんなアドベンチャーに向くか

『エベロン冒険者ガイド:最終戦争を越えて』はD&Dの新たな背景世界エベロンを扱うサプリメントであり、DMにもプレイヤーにも役立ちます。その魅力をかんたんにご紹介します。

 エベロンは「D&Dにあるものは全部ある」というタテマエになっています。したがって既存のD&Dアドベンチャーはすべてエベロンに移植可能です。このとき最低限導入部だけでも変えるとよりエベロンっぽくなります。たとえば『ファンデルヴァーの失われた鉱山』ならグンドレンをPCの1人の最終戦争での戦友にする、最初に「ここは雷閃列車ライトニング・レイルの線路から離れた荒れ野の踏みわけ道」というナレーションを入れる、などです。
 エベロンの独自性を強調したいなら……

  • 超古代の遺産/戦中に開発された秘密兵器を巡って各国の諜報機関が争う話。
  • 戦争からの帰還兵が平和な社会になじめずトラブルを起こす話。
  • 各大陸から来たろくでなしとシャーンの昼行燈の都市警護団員が晴らせぬ恨みをお金で晴らす話。
  • シャーンで悪の組織が新作ウォーフォージドを次々に作り出して犯罪者に貸し出しており、ウォーフォージドと「ウォーフォージド嫌いの都市警護団員」が悪の組織と戦う話。

 などをやる手もあるでしょう。

文:桂令夫

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